企業名 | 株式会社DTS |
---|---|
URL | https://www.dts.co.jp/ |
業種 | 情報・通信業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 6113.0 |
所在地 | 中央区八丁堀2丁目23番1号 |
企業概要
この企業は、情報サービス業を主な事業内容とする企業グループで構成されており、「業務&ソリューション」、「テクノロジー&ソリューション」、「プラットフォーム&サービス」の3つの報告セグメントに分類されます。以下は、経営方針、経営環境、及び対処すべき課題等の概要です。
経営方針は「技術をもって顧客の信頼を築く 技術をもって企業価値を増大する 技術をもって社員生活の向上を図る 技術をもって社会に貢献する」という理念に基づきます。IT市場や技術、ESG等の環境変化を捉え、デジタル技術・ソリューションおよびサービスビジネスへの積極的な投資を通じて成長を目指します。
各事業の内容と状況
企業グループは以下の3つのセグメントに分かれています。
業務&ソリューション
「PM力」と「業界知見」に「デジタル技術」を組み合わせて新たな付加価値を生み出します。主にシステム導入のためのコンサルティング、設計、開発、運用、保守などを提供します。
2024年3月期の売上高は43,663百万円で前年同期比7.5%増となりました。
テクノロジー&ソリューション
最新技術を活用して多種多様なニーズに対応します。主にシステムの設計、開発、運用、保守などを提供します。
2024年3月期の売上高は42,214百万円で前年同期比22.7%増となりました。
プラットフォーム&サービス
安心して利用できるIT環境をサポートします。主にITプラットフォームの構築、クラウド系サービスの運用、監視サービスなどを提供します。
2024年3月期の売上高は29,849百万円で前年同期比4.0%減となりました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
業務&ソリューション | 3,179 |
テクノロジー&ソリューション | 1,951 |
プラットフォーム&サービス | 1,027 |
合計 | 6,157 |
提出会社の状況
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
3,111 | 39.8 | 15.0 | 6,125 |
関連企業
本企業グループには、連結子会社17社および非連結子会社2社が含まれています。主要な関連企業は以下のとおりです。
名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業 | 議決権の所有割合(%) |
---|---|---|---|---|
株式会社九州DTS | 福岡市博多区 | 100 | 情報サービス業 | 100.00 |
日本SE株式会社 | 東京都新宿区 | 310 | 情報サービス業 | 100.00 |
業績
指標 | 当期(2024年3月) | 前期比(%) |
---|---|---|
売上高 | 115,727 | 9.0 |
営業利益 | 12,508 | 7.0 |
経常利益 | 12,831 | 7.5 |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 7,293 | -8.8 |
各指標の増減について
当期の売上高は、1,157億27百万円と前年同期比で9.0%増加しました。これは、銀行業や官公庁のシステム開発、新規連結子会社の貢献によるものです。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は、72億93百万円と前年同期比で8.8%減少しました。これは、減損損失の増加が主因です。
今後の見通し
中期経営計画の目標として2025年3月期までに売上高のさらなる増加とEBITDAの成長が掲げられています。以下の表にて今後の見通しをまとめます。
指標 | 2025年3月期目標 | 当期比(%) |
---|---|---|
連結売上高 | 1,100億円以上 | -2.4 |
EBITDA | 130億円以上 | -4.3 |
EBITDAマージン | 12% | 2.3 |
見通しの増減について
現在の経済情勢と企業グループの戦略によって、売上高とEBITDAの目標数値は若干の減少が見られるものの、EBITDAマージンの向上が見込まれます。これは、効率化と新規ソリューションの成功によるものです。
主要なリスク
企業グループが抱えるリスクには以下の点が含まれます。
- 事業環境の変動: デジタルビジネスの拡大が進む一方で、社会や経済情勢の変動により顧客のIT投資動向が変化し得ます。
- 価格競争: 同業他社や海外企業との激しい競争に直面しています。
- 海外事業: 海外進出に伴う法令遵守やガバナンス強化が求められます。
- 技術革新: 急速な顧客ニーズの変化や技術革新への適応が求められます。
まとめ
この企業グループの業績は、売上高や利益の伸びから見ると好調です。特にデジタル技術の導入が進み、新規事業への積極投資がその背景にあります。一方で、今後も価格競争や技術革新への迅速な対応が必要です。総体的に、現状と見通しは好調ですが、主要なリスクへの注意が不可欠です。
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