2024-07-29有価証券報告書 株式会社ザッパラス

企業名 株式会社ザッパラス
URL https://www.zappallas.com/
業種 情報・通信業
決算日 4月30日
資本金(百万円) 1476.0
所在地 東京都渋谷区千駄ヶ谷三丁目51番7号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、占いデジタルコンテンツの企画制作・開発・運営を主力とし、モバイル・PC等のネットワーク回線を介して、またリアル店舗では対面にて、一般消費者向けに占いを中心としたサービスを提供しています。経営方針としては、顧客の日々の生活に潤いと精神的活力を生み出すことを目指しています。

経営環境としては、スマートフォンの普及により占いサービスの需要が高まっている一方で、競合他社も多く存在します。課題としては、新たなユーザーの獲得や関係性構築の手法を確立することが挙げられます。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下の3つに分類されます。

  • モバイルサービス事業: スマートフォンやPC向けの占いデジタルコンテンツの提供を主力とし、電話・チャット占いや対面占いなどの占い関連サービスも提供しています。
  • 海外事業: 米国に拠点を置くZappallas,Inc.(U.S.)が各種占いサイトにおいて広告販売を行う他、ユーザーに対するコンテンツの販売を行っています。
  • その他の事業: 法人向けに占い配信のASPサービスの提供や占いコンテンツ制作等を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
モバイルサービス事業 69 5
海外事業 8 0
その他 4 0
全社(共通) 17 5
合計 98 10

平均年齢は39.9歳、平均勤続年数は7.1年、平均年間給与は5409千円です。

関連企業

名称 住所 資本金 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
Zappallas,Inc.(U.S.) 米国オレゴン州 4,500 千USドル 海外事業 100.0 役員の兼任 資金援助
株式会社cocoloni 東京都渋谷区 100,000 千円 モバイルサービス事業 100.0 役員の兼任 経営指導 業務受託 設備の賃貸
株式会社コンコース 東京都渋谷区 30,000 千円 モバイルサービス事業 100.0 役員の兼任 業務受託 設備の賃貸

業績

指標 当期 前期比(%)
売上高 4,373,725千円 -0.1%
経常利益 350,331千円 +692.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 162,482千円 +631.5%
包括利益 97,841千円 +120.8%
純資産額 5,677,289千円 -1.3%
総資産額 6,202,494千円 -1.3%

各指標の増減について

売上高は前年同期比で0.1%減少しましたが、経常利益は692.0%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益も631.5%増加しました。これは、経営合理化によるコスト削減効果と、占いサービスの強化が主な要因です。

今後の見通し

指標 今期予想 当期比(%)
売上高 4,500,000千円 +2.9%
経常利益 400,000千円 +14.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 200,000千円 +23.1%

見通しの増減について

今期の見通しとしては、売上高が2.9%増加し、経常利益が14.2%増加、親会社株主に帰属する当期純利益が23.1%増加する見込みです。これは、新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの満足度向上を目指した施策が奏功することを期待しています。

主要なリスク

当社グループの事業には以下のようなリスクがあります。

  • モバイルコンテンツ市場の動向及び競合: 市場の変化や競合他社の動向により、顧客数の減少が業績に影響を与える可能性があります。
  • 外部委託先からの情報提供によるコンテンツ: 外部委託先との契約内容の見直しや解除が業績に影響を与える可能性があります。
  • 特定事業者への依存: 特定のキャリアに対する売上高比率が高いため、事業方針の変更が業績に影響を与える可能性があります。
  • 技術革新への対応: 新技術への対応が遅れると、業績に影響を与える可能性があります。
  • 広告戦略: 広告の費用対効果が低下した場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 新サービス・新規事業: 新サービスや新規事業の開発に多大な時間とコストがかかる場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 海外事業: 海外子会社の事業展開が計画通りに進まない場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 法的規制: 法令遵守が求められるため、新たな規制が業績に影響を与える可能性があります。
  • 個人情報の取扱い: 個人情報の漏洩が発生した場合、信用低下や損害賠償請求が業績に影響を与える可能性があります。
  • システムリスク: システム障害や不正アクセスが発生した場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 人的資源: 人材の確保や育成が計画通りに進まない場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 感染症、紛争、災害等の外部要因: パンデミックや大規模な災害が発生した場合、業績に影響を与える可能性があります。

まとめ

当社グループは、占いデジタルコンテンツの提供を主力とし、経営合理化によるコスト削減効果と占いサービスの強化により、業績は回復基調にあります。今後も新規ユーザーの獲得と既存ユーザーの満足度向上を目指した施策を展開し、持続的な成長を目指しています。しかし、競合他社の動向や市場の変化、技術革新への対応など、リスク要因も多く存在します。これらのリスクに対して適切な対応策を講じることで、企業価値の向上を図っていくことが求められます。


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