2024-07-26有価証券報告書 株式会社gumi

企業名 株式会社gumi
URL https://gu3.co.jp/
業種 情報・通信業
決算日 4月30日
資本金(百万円) 6481.0
所在地 新宿区西新宿四丁目34番7号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、企業理念「Wow the World!(すべての人々に感動を)」のもと、世界中に感動を提供することを目指しています。経営方針としては、ROE重視しつつ、売上高、営業利益、経常利益、税引前当期純利益を重要な経営指標としています。経営環境としては、モバイルオンラインゲーム市場の成熟化とブロックチェーン市場の急成長が挙げられます。対処すべき課題としては、ゲームのポートフォリオ最適化、海外市場への展開、収益基盤の拡大、コーポレートブランドの強化、ユーザー獲得の強化、システム技術・インフラの強化、優秀な人材の確保、コーポレート・ガバナンスの強化、消費者の安全性の確保が挙げられます。

各事業の内容と状況

当社グループは、モバイルオンラインゲーム事業とブロックチェーン等事業の2つのセグメントで構成されています。モバイルオンラインゲーム事業では、国内外でのゲーム開発・運用を行っており、ブロックチェーン等事業では、ブロックチェーン技術を活用したサービスの開発・提供を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数 従業員数(臨時雇用者)
モバイルオンラインゲーム事業 554 13
ブロックチェーン等事業 97 1
全社(共通) 38 9
合計 689 23

平均年齢は36歳1ヶ月、平均勤続年数は4年11ヶ月、平均年間給与は5779千円です。

関連企業

当社グループには、株式会社エイリム、株式会社FgG、株式会社グラムス、gumi Asia Pte. Ltd.、台灣谷米數位科技有限公司などの連結子会社があります。また、持分法適用関連会社としてVR Fund,L.P.、合同会社gumi Cryptos Capital、gumi Cryptos Capital Fund II Parallel, LPなどがあります。

業績

項目 2023年4月期 2024年4月期 前期比(%)
売上高 16,009,705千円 12,066,565千円 -24.6%
経常損失 △19,048千円 △4,514,014千円 -23685.1%
親会社株主に帰属する当期純損失 445,933千円 △5,934,026千円 -1431.1%
包括利益 1,267,796千円 △6,225,270千円 -591.1%
純資産額 18,664,143千円 12,242,620千円 -34.4%
総資産額 26,550,480千円 19,332,572千円 -27.2%

各指標の増減について

売上高は前年同期比で24.6%減少しました。これは、配信中のタイトルの売上減少と新規タイトルの売上が想定を下回ったためです。経常損失は大幅に増加し、親会社株主に帰属する当期純損失も大幅に増加しました。これは、開発中止による一過性の費用計上や新規タイトルの不振が主な要因です。

今後の見通し

項目 2024年4月期 2025年4月期予想 当期比(%)
売上高 12,066,565千円 14,000,000千円 +16.0%
経常損失 △4,514,014千円 △2,000,000千円 +55.7%
親会社株主に帰属する当期純損失 △5,934,026千円 △3,000,000千円 +49.5%

見通しの増減について

今後の見通しとしては、売上高は16.0%増加する見込みです。これは、新規タイトルの配信や既存タイトルの売上増加が期待されるためです。経常損失と親会社株主に帰属する当期純損失も改善する見込みです。

主要なリスク

当社グループが直面する主要なリスクとしては、以下の点が挙げられます。

  • スマートデバイス市場の動向や技術革新に伴うリスク
  • モバイルオンラインゲーム市場の競争激化や市場縮小のリスク
  • ブロックチェーン及びXR領域の市場動向に伴うリスク
  • プラットフォーマーとの契約やコンテンツの健全性確保に関するリスク
  • 開発費や広告宣伝費の負担増加に伴うリスク
  • システムリスクやサイバー攻撃による暗号資産の消失リスク
  • 法的規制や業界規制に係るリスク
  • 自然災害や事故等のリスク
  • 優秀な人材の確保や個人情報の管理に関するリスク
  • 新株予約権の行使による株式価値の希薄化リスク
  • 海外展開に伴うカントリーリスクや為替リスク
  • M&Aや資本業務提携に伴うリスク
  • 投資活動に伴うリスク

まとめ

当社グループは、モバイルオンラインゲーム事業とブロックチェーン等事業の2つのセグメントで構成されており、経営環境としては市場の成熟化と急成長が見込まれます。業績は厳しい状況が続いていますが、今後の見通しとしては改善が期待されます。主要なリスクを適切に管理しつつ、収益基盤の拡大や新規事業の展開を進めることで、企業価値の向上を目指しています。


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