2024-07-25有価証券報告書 株式会社菊池製作所

企業名 株式会社菊池製作所
URL http://www.kikuchiseisakusho.co.jp/
業種 金属製品
決算日 4月30日
資本金(百万円) 358.0
所在地 八王子市美山町2161番地21







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、トータル試作部品加工から各種金型製作、量産加工までの総合加工メーカーとして、また、サービス・サポート系ロボット分野におけるスタートアップ企業の包括的事業化支援企業として活動しています。高い技術力とチャレンジ精神を持ち、顧客には信頼と満足を、社員には生きがいと幸福を提供し、環境との調和を図り、社会に貢献することを目指しています。

各事業の内容と状況

当社グループは、以下の主要な事業を展開しています。

  • 試作・金型製品: 精密機器、電気機器、自動車部品等のメーカーを顧客とし、試作製品や金型を設計・製造。
  • 量産製品: 精密機器、電気機器、自動車部品等のメーカーを顧客とし、量産製品を製造。
  • ロボット・装置等: 装着型アシストスーツやドローン、歩行支援ロボット等の開発・製品化。
  • その他・ガンマカメラ関連等: 放射線量測定サービス。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
258 44.44 17.14 3937

関連企業

当社グループは、連結子会社10社と持分法適用関連会社6社により構成されています。主要な関連企業は以下の通りです。

  • KOREA KIKUCHI CO.,LTD.
  • KIKUCHI(HONG KONG) LIMITED
  • 東莞菊池金属製品有限公司
  • 株式会社菊池ハイテクサプライ
  • SOCIAL ROBOTICS株式会社

業績

指標 2023年4月 2024年4月 前期比(%)
売上高 (千円) 5,096,315 5,209,839 2.2
経常損失 (千円) △927,304 △977,364 5.4
親会社株主に帰属する当期純損失 (千円) △1,101,109 △818,087 25.7
包括利益 (千円) △1,499,278 △664,101 55.7
純資産額 (千円) 4,622,372 4,387,975 5.1
総資産額 (千円) 9,071,873 8,819,595 2.8

各指標の増減について

売上高は前年同期比2.2%増加しましたが、経常損失は5.4%増加しました。親会社株主に帰属する当期純損失は25.7%減少し、包括利益も55.7%減少しました。純資産額と総資産額はそれぞれ5.1%と2.8%減少しました。

今後の見通し

指標 2024年4月 2025年4月予測 当期比(%)
売上高 (千円) 5,209,839 5,500,000 5.6
経常損失 (千円) △977,364 △900,000 7.9
親会社株主に帰属する当期純損失 (千円) △818,087 △700,000 14.4

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は5.6%増加、経常損失は7.9%減少、親会社株主に帰属する当期純損失は14.4%減少する見込みです。

主要なリスク

当社グループが直面する主要なリスクには以下のものがあります。

  • 市場環境の変化: 顧客の新製品開発計画や市場の需要動向に影響を受ける可能性があります。
  • 試作レス: コンピューターの仮想環境での試作が進むことで、当社の技術競争力が低下する可能性があります。
  • 内部管理体制: 事業環境の変化に対応しきれない場合、ステークホルダーの信頼を失う可能性があります。
  • 新規事業の開発: 人材不足や開発の遅れが経営成績に影響を与える可能性があります。
  • 機密保持: 機密情報が外部に流出した場合、信用失墜や賠償責任が発生する可能性があります。
  • 製品の品質: 製品欠陥が生じた場合、賠償請求や信用失墜が発生する可能性があります。
  • 納期: 納期遅延が発生した場合、継続的な受注が確保できなくなる可能性があります。
  • 原材料価格の変動: 材料の入手が困難となった場合、製品の製造遅延や原価上昇が発生する可能性があります。
  • 人材確保及び育成: 人材確保や技術者育成が追いつかない場合、納期遅延や品質低下が発生する可能性があります。
  • 為替変動: 為替変動が取引価格や売上高に影響を与える可能性があります。
  • 製造拠点の集中: 自然災害等が発生した場合、工場の生産能力が低下する可能性があります。
  • 技術力の向上: 顧客の要求を満たす新しい技術を提供できない場合、受注機会を逸する可能性があります。

まとめ

当社グループは、試作・金型製品、量産製品、ロボット・装置等の事業を展開しており、売上高は増加傾向にありますが、経常損失も増加しています。今後の見通しとしては、売上高の増加と経常損失の減少が見込まれています。主要なリスクとしては、市場環境の変化や試作レス、内部管理体制の整備、新規事業の開発などが挙げられます。これらのリスクを適切に管理し、技術力の向上や人材確保に努めることで、持続可能な成長を目指しています。


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