企業名 | アゼアス株式会社 |
---|---|
URL | https://www.azearth.co.jp/ |
業種 | 卸売業 |
決算日 | 4月30日 |
資本金(百万円) | 887.0 |
所在地 | 台東区蔵前4-13-7 |
企業概要
この企業は、防護服・環境資機材事業、ヘルスケア製品事業、ライフマテリアル事業の3つの柱を持ち、個人防護と環境保全のトータルソリューションサプライヤーとして活動しています。経営方針としては、「地球の環境と安全に貢献できる、存在感のある企業グループ」を目指しています。
経営環境としては、国際紛争やサプライチェーンの寸断リスク、新型感染症の懸念など、さまざまなリスクが存在します。これらの課題に対処するため、中期経営計画「Next Stage 実行計画2023」をスタートさせ、企業構造改革や新事業の開発に取り組んでいます。
各事業の内容と状況
企業は以下の3つの主要事業を展開しています。
- 防護服・環境資機材事業: 化学防護服やアスベスト処理用資機材などを販売。
- ヘルスケア製品事業: 不織布マスクや医療用ガウンなどを製造・販売。
- ライフマテリアル事業: アパレル資材や機能性建材を製造・販売。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
防護服・環境資機材 | 69 |
ヘルスケア製品 | 10 |
ライフマテリアル | 37 |
その他 | 29 |
全社(共通) | 17 |
合計 | 162 |
平均年齢は47.1歳、平均勤続年数は13.3年、平均年間給与は4,875,528円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
- 丸幸株式会社(ライフマテリアル事業)
- 日里貿易(上海)有限公司(繊維副資材の販売)
- 阿茲阿斯(大連)紡織服飾有限公司(繊維副資材の製造・販売)
- 大連保税区日里貿易有限公司(繊維副資材の販売)
- メディケア・ジャパン株式会社(ヘルスケア製品)
業績
指標 | 2023年4月 | 2024年4月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 9,081,039 | 8,242,294 | -9.2% |
経常利益 (千円) | 562,901 | 308,479 | -45.2% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 406,512 | 187,650 | -53.8% |
包括利益 (千円) | 437,254 | 230,164 | -47.4% |
純資産額 (千円) | 6,604,436 | 6,724,077 | +1.8% |
総資産額 (千円) | 9,048,672 | 8,512,747 | -5.9% |
各指標の増減について
売上高と経常利益、純利益は前年同期比で減少しました。これは、感染症分野の需要が落ち着いたことや、資材価格の高騰が影響しています。一方で、純資産額は増加しており、財務の健全性は維持されています。
今後の見通し
指標 | 2024年4月 | 2025年4月予想 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 8,242,294 | 8,500,000 | +3.1% |
経常利益 (千円) | 308,479 | 350,000 | +13.5% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 187,650 | 200,000 | +6.6% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高と利益の増加が予想されています。これは、新たな事業領域の拡大や、製品の高付加価値化が進むことが期待されているためです。
主要なリスク
企業が直面する主要なリスクとしては、以下の点が挙げられます。
- サプライチェーンの寸断リスク: 政治経済情勢の悪化や感染症のまん延により、商品や原材料の調達が困難になる可能性があります。
- 特需による業績変動リスク: 環境や安全に関する問題が発生した場合、一時的に売上が増加するが、その後の反動が生じる可能性があります。
- 製品及び商品に対する賠償責任: 製品の欠陥により訴訟が発生した場合、財政状態に重大な影響を及ぼす可能性があります。
- 品質管理: 製品の品質が規格に適合しない場合、回収費用やクレーム対応費用が発生する可能性があります。
- 市場環境の変動: 資源価格や為替の変動が仕入価格や物流費用に影響を与える可能性があります。
まとめ
この企業は、防護服・環境資機材事業、ヘルスケア製品事業、ライフマテリアル事業の3つの柱を持ち、個人防護と環境保全のトータルソリューションサプライヤーとして活動しています。業績は一時的に減少しましたが、今後の見通しは明るく、新たな事業領域の拡大や製品の高付加価値化が進むことが期待されています。主要なリスクに対しても、適切な対策を講じており、財務の健全性も維持されています。総じて、現状はやや不調ですが、今後の成長が期待できる企業と言えるでしょう。
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