2024-07-01有価証券報告書 SDエンターテイメント株式会社

企業名 SDエンターテイメント株式会社
URL https://sdentertainment.jp/
業種 サービス業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 227.0
所在地 札幌市白石区南郷通1丁目北8番1号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、フィットネスクラブ、保育施設、介護施設の運営を中心としたウェルネス事業、オンラインクレーンゲームの運営を行うクリエーション事業、不動産賃貸事業、その他の事業を展開しています。これらの事業を通じて、幅広い年齢層の健康と生活の質を向上させることを目指しています。

各事業の内容と状況

ウェルネス事業: フィットネスクラブ、保育施設、介護施設の運営を行っています。フィットネス事業では新しいプランや女性専用スタジオの展開を進めています。保育事業では高い園児充足率を維持し、介護事業では新たな就労支援事業所を立ち上げました。

クリエーション事業: オンラインクレーンゲームの運営を行っています。利用者数は減少傾向にありますが、コラボ景品やキャンペーンを通じて収益改善に努めています。

不動産賃貸事業: 当社所有の建物や土地の賃貸を行っています。新規テナントの誘致やファシリティ業務により収入が増加しています。

その他事業: コールセンター事業や事務用品販売などを行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均年齢(才) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
ウェルネス事業 67 41.7 8.4 4,136,576
クリエーション事業 0
不動産賃貸事業 1
管理部門・その他 18
合計 86 41.7 8.4 4,136,576

関連企業

当社グループには、親会社であるRIZAPグループ株式会社、連結子会社であるエムシーツー株式会社、ITグループ株式会社、株式会社フォーユーがあります。これらの企業はそれぞれコールセンター事業、保育事業、介護事業などを展開しています。

業績

項目 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (千円) 3,774,272 3,735,036 -1.0%
経常利益 (千円) 12,720 82,616 +549.5%
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) -197,696 117,941 +159.7%
包括利益 (千円) -195,423 118,515 +160.7%
純資産額 (千円) 1,374,677 1,493,192 +8.6%
総資産額 (千円) 4,424,355 4,240,111 -4.2%
自己資本比率 (%) 31.1 35.2 +4.1%

各指標の増減について

売上高は前期比で1.0%減少しましたが、経常利益は549.5%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益も159.7%増加しました。これは、フィットネス事業や保育事業の成長戦略が功を奏した結果です。また、自己資本比率も4.1%増加し、財務の健全性が向上しました。

今後の見通し

項目 2024年3月期 2025年3月期予想 当期比(%)
売上高 (千円) 3,735,036 3,800,000 +1.7%
経常利益 (千円) 82,616 80,000 -3.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 117,941 100,000 -15.2%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は1.7%増加する見込みですが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ3.2%と15.2%減少する見込みです。これは、増収に伴う投資費用の増加が影響しています。

主要なリスク

当社グループが直面する主要なリスクとして、以下の点が挙げられます。

  • 経済状態: 個人消費の低迷が業績に影響を与える可能性があります。
  • 人材の確保: 専門的な知識や資格を持つ人材の確保が難しい場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • コンプライアンス: 法令遵守が徹底されない場合、事業運営に影響を与える可能性があります。
  • 出店形態: 出店時の保証金や敷金の回収が困難な場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 減損会計: 固定資産の減損損失が発生する場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 建物の毀損: 火災や地震による建物の毀損が発生した場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 長期借入金: 財務制限条項に違反した場合、業績に影響を与える可能性があります。
  • 個人情報の管理: 個人情報の漏洩が発生した場合、社会的信用の失墜や損害賠償が発生する可能性があります。
  • 感染症の流行: 新型コロナウイルス感染症のような感染症が流行した場合、業績に影響を与える可能性があります。

まとめ

当社グループは、ウェルネス事業を中心に多角的な事業展開を行い、業績の改善に努めています。2024年3月期の業績は、売上高が微減したものの、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益が大幅に増加しました。今後もウェルネス事業の成長戦略を加速し、業績向上を目指しますが、増収に伴う投資費用の増加が見込まれるため、利益面での課題もあります。主要なリスクを認識し、適切な対策を講じることで、持続的な成長を目指していきます。


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