| 企業名 | 株式会社佐藤渡辺 |
|---|---|
| URL | https://watanabesato.co.jp/ |
| 業種 | 建設業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1751.0 |
| 所在地 | 港区南麻布一丁目１８番４号 |
企業概要
当社グループは、舗装工事や土木工事の請負を主な事業とし、アスファルト合材等の製造・販売も行っています。連結子会社5社、非連結子会社1社、持分法適用関連会社1社、持分法非適用関連会社3社から構成されています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は主に工事部門と製品等販売部門に分かれています。
- 工事部門: 舗装・土木工事の受注と施工を行います。連結子会社や関連会社も同様の事業を展開しています。
- 製品等販売部門: アスファルト合材や関連製品の製造・販売を行います。連結子会社も製品の製造・販売を行い、一部は相互に販売・購入しています。
従業員について
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
|---|---|---|---|
| 497 | 44.8 | 20.2 | 6,689,774 |
当社グループの従業員数は552名で、そのうち182名が臨時雇用者です。
関連企業
- 拓神建設㈱ (神奈川県横浜市瀬谷区)
- ㈱弘永舗道 (青森県弘前市)
- ㈱創誠 (福島県石川郡石川町)
- あすなろ道路㈱ (北海道札幌市中央区)
- 小石川建設㈱ (東京都練馬区)
- あすか創建㈱ (東京都品川区)
業績
| 指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 34,656,611 | 38,400,251 | +10.8% |
| 経常利益 (千円) | 709,350 | 1,764,662 | +148.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 446,673 | 1,202,609 | +169.3% |
| 包括利益 (千円) | 584,099 | 1,900,559 | +225.3% |
| 純資産額 (千円) | 19,354,289 | 21,140,626 | +9.2% |
| 総資産額 (千円) | 32,276,813 | 35,132,383 | +8.8% |
各指標の増減について
売上高は大型の手持ち工事の進捗により増加しました。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に増加し、特に経常利益は前年同期比で148.7%増加しました。これは工事部門の売上高増加と工事採算の改善によるものです。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月 (予想) | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 38,400,251 | 40,000,000 | +4.2% |
| 経常利益 (千円) | 1,764,662 | 1,850,000 | +4.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 1,202,609 | 1,200,000 | -0.2% |
見通しの増減について
売上高と経常利益は増加が見込まれていますが、親会社株主に帰属する当期純利益はほぼ横ばいの見通しです。これは、今後の経営環境が引き続き厳しいことを反映しています。
主要なリスク
当社グループが直面する主要なリスクには以下のものがあります。
- 受注環境の変動: 官公庁や民間の投資動向に大きく依存しており、これらの投資が減少した場合、経営成績に影響を与える可能性があります。
- 資材価格の変動: 特にストレートアスファルトの価格が上昇し、その価格を販売価格に転嫁できない場合、経営成績に影響を与える可能性があります。
- 顧客の信用リスク: 顧客の債務不履行が発生した場合、経営成績に影響を与える可能性があります。
- 法的規制の変動: 建設業法や労働安全衛生法などの法的規制の変更が経営成績に影響を与える可能性があります。
- 自然災害: 地震などの大規模な自然災害が発生した場合、経営成績に影響を与える可能性があります。
- 情報セキュリティ: サイバー攻撃や情報漏洩が発生した場合、経営成績に影響を与える可能性があります。
まとめ
当社グループは、舗装工事や土木工事を中心に堅調な業績を維持しています。2024年3月期の業績は売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに大幅に増加しました。今後の見通しも売上高と経常利益の増加が見込まれていますが、親会社株主に帰属する当期純利益は横ばいの見通しです。主要なリスクとしては、受注環境や資材価格の変動、顧客の信用リスク、法的規制の変動、自然災害、情報セキュリティが挙げられます。総じて、当社グループの現状と見通しは好調であると言えますが、引き続きリスク管理が重要です。
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