企業名 | 関西ペイント株式会社 |
---|---|
URL | https://www.kansai.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 25658.0 |
所在地 | 尼崎市神崎町33番1号 |
企業概要
当社グループは、当社、子会社113社及び関連会社23社で構成され、塗料の製造販売及び関連する諸サービス等を主な事業内容としております。国内外に広がるネットワークを活かし、地域ごとに最適な製品とサービスを提供しています。
各事業の内容と状況
当社グループは、「日本」、「インド」、「欧州」、「アジア」及び「アフリカ」の5つの地域別セグメントから構成されています。
- 日本: 自動車分野、工業分野、建築分野などでの塗料製造販売を行っています。
- インド: 自動車分野での強みを活かし、建築分野でも成長を目指しています。
- 欧州: 鉄道車両用や粉体塗料などサステナビリティ分野に注力しています。
- アジア: 自動車分野を中心に安定した収益源を確保しています。
- アフリカ: 建築分野での拡販に注力し、成長を目指しています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) |
---|---|
日本 | 3,087 |
インド | 4,416 |
欧州 | 3,598 |
アジア | 3,587 |
アフリカ | 2,052 |
報告セグメント計 | 16,740 |
その他 | 104 |
合計 | 16,844 |
提出会社の従業員数は1,566人で、平均年齢は43.1歳、平均勤続年数は19.7年、平均年間給与は7,785千円です。
関連企業
主要な関連企業には、関西ペイント販売㈱、久保孝ペイント㈱、日本化工塗料㈱、㈱カンペハピオなどがあります。これらの企業は塗料の製造販売や関連サービスを提供しています。
業績
指標 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | 406,886 | 364,620 | 419,190 | 509,070 | 562,277 | 10.5 |
経常利益(百万円) | 34,874 | 35,880 | 37,611 | 40,216 | 57,685 | 43.4 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 18,477 | 20,027 | 26,525 | 25,195 | 67,109 | 166.4 |
包括利益(百万円) | 10,199 | 29,550 | 48,835 | 39,947 | 85,185 | 113.3 |
純資産額(百万円) | 320,697 | 338,859 | 375,114 | 353,020 | 380,248 | 7.7 |
総資産額(百万円) | 544,123 | 606,580 | 600,057 | 671,954 | 689,703 | 2.6 |
各指標の増減について
売上高は前期比10.5%増の562,277百万円となり、経常利益は43.4%増の57,685百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は166.4%増の67,109百万円となりました。これらの増加は、原価低減や販売価格の改善、政策保有株式の売却益などが寄与しています。
今後の見通し
指標 | 2024年度見込 | 当期比(%) |
---|---|---|
連結売上高(百万円) | 610,000 | 8.5 |
営業利益(百万円) | 56,000 | 8.4 |
経常利益(百万円) | 60,000 | 4.0 |
連結EBITDA(百万円) | 89,000 | 8.1 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 40,000 | -40.4 |
見通しの増減について
2024年度の見通しとして、連結売上高は8.5%増の610,000百万円、営業利益は8.4%増の56,000百万円、経常利益は4.0%増の60,000百万円、連結EBITDAは8.1%増の89,000百万円と予測されています。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は40.4%減の40,000百万円と見込まれています。
まとめ
当社グループは、塗料事業を中心に国内外で幅広く事業を展開しており、2024年度も引き続き成長が見込まれます。特に、日本、インド、欧州、アジア、アフリカの各地域での事業展開が順調に進んでおり、売上高や利益の増加が期待されています。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益の減少が見込まれており、今後の経営戦略や市場動向に注視が必要です。総じて、当社の現状と見通しは好調であり、引き続き成長が期待されます。
関西ペイントの最近のニュース(2024年8月11日時点)
関西ペイントは最近、以下のような重要なニュースがありました。
- 環境対応製品の展開: 同社は日本国内での粉体塗料事業を再編・拡大しています。粉体塗料は有機溶剤を使わない環境に優しい製品であり、今後の成長が期待されています。
- オフィスの移転: 大阪梅田と新大阪に新たなオフィスを開設し、グローバル展開と災害対策を強化しました。これにより、従業員の働きやすさや社内コミュニケーションの向上が期待されています。
- 第1四半期の好調な業績: 2024年度第1四半期では、前年同期比で増収増益を達成。特にインド市場での自動車や工業向け製品の好調が目立ちました。
関西ペイントの最近の業績・売上
関西ペイントは、2024年度第1四半期において増収増益を達成しました。特にインドでの自動車や工業分野が売上を牽引し、日本国内の船舶向け塗料も好調でした。原材料価格の低下や生産性の向上により、利益率も改善しています。しかしながら、前年の一過性利益(固定資産売却益など)を考慮すると、親会社株主に帰属する純利益は減少しているという課題もあります。
関西ペイントの株価はどうなる?
関西ペイントの株価は、これらのポジティブなニュースや業績の好調さを背景に、今後も安定的な成長が期待できるでしょう。特に、環境対応製品の需要増加やインド市場での成長が続けば、株価にもプラスの影響を与える可能性があります。
しかし、純利益の減少や市場競争の激化など、潜在的なリスクも存在するため、投資家は慎重な検討が必要です。長期的には、環境に配慮した製品の展開やグローバル市場での拡大が、株価の押し上げ要因となるでしょう。
参考URL
AI判定による類似企業・競合TOP10
No.1 | ロックペイント株式会社 |
No.2 | イサム塗料株式会社 |
No.3 | 中国塗料株式会社 |
No.4 | 日本特殊塗料株式会社 |
No.5 | 藤倉化成株式会社 |
No.6 | オーウエル株式会社 |
No.7 | ユシロ化学工業株式会社 |
No.8 | 日本パーカライジング株式会社 |
No.9 | 川上塗料株式会社 |
No.10 | 日本ペイントホールディングス株式会社 |
※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。