| 企業名 | 第一商品株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.dai-ichi.co.jp/ |
| 業種 | 証券、商品先物取引業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 100.0 |
| 所在地 | 渋谷区恵比寿１丁目１８番１４号 |
企業概要
当社グループは、金地金事業およびノンバンク事業を主業務としています。金地金事業では、国内外で金地金の販売および買取を行い、ノンバンク事業では不動産担保融資を提供しています。
各事業の内容と状況
当社グループは以下の3つの事業を展開しています。
- 金地金事業: 国内外で金地金の販売および買取を行っています。国内では対面販売、海外ではブロックチェーン技術を利用した暗号資産「Kinka（XNK）」の発行を行っています。
- 投資・金融サービス事業: 第一プレミア証券株式会社が金融商品取引業を行っていましたが、2023年12月に全株式を譲渡しました。
- ノンバンク事業: Personal Capital株式会社が不動産担保融資を提供しています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（名） |
|---|---|
| 投資・金融サービス事業 | 0 |
| ノンバンク事業 | 4 |
| 金地金事業 | 3 |
| 全社（共通） | 3 |
| 合計 | 10 |
従業員数は前年度末と比べて33名減少しました。これは2023年12月31日付で第一プレミア証券を連結子会社から除外したためです。
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金 (百万円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有又は被所有割合 （％） | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| Personal Capital 株式会社 | 東京都渋谷区 | 51 | ノンバンク事業 | 所有 100.0 | 資金の貸借 役員の兼任…１名 |
| クラウドバンク 株式会社 | 東京都港区 | 100 | 金融商品取引業 クラウドファンディング事業 | 所有 20.3 | 金地金を当社から仕入れてインターネットで販売している。 |
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 4,637,686 | 5,310,427 | 14.5% |
| 経常利益 (千円) | -523,089 | 45,468 | 108.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | -369,812 | 390,930 | 205.7% |
| 包括利益 (千円) | -318,978 | 715,617 | 324.4% |
| 純資産額 (千円) | 4,654,357 | 5,569,522 | 19.7% |
| 総資産額 (千円) | 9,440,260 | 5,826,166 | -38.3% |
各指標の増減について
売上高は前期比14.5%増加し、5,310百万円となりました。これは金地金事業の売上増加によるものです。経常利益は前期の損失から黒字に転換し、45百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も大幅に増加し、390百万円となりました。包括利益も大幅に増加し、715百万円となりました。一方、総資産額は前期比38.3%減少しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (千円) | 5,310,427 | 5,800,000 | 9.2% |
| 経常利益 (千円) | 45,468 | 60,000 | 32.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 390,930 | 450,000 | 15.1% |
| 包括利益 (千円) | 715,617 | 800,000 | 11.8% |
| 純資産額 (千円) | 5,569,522 | 6,000,000 | 7.7% |
| 総資産額 (千円) | 5,826,166 | 6,200,000 | 6.4% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は9.2%増加し、5,800百万円を見込んでいます。経常利益は32.0%増加し、60百万円を見込んでいます。親会社株主に帰属する当期純利益は15.1%増加し、450百万円を見込んでいます。包括利益は11.8%増加し、800百万円を見込んでいます。純資産額は7.7%増加し、6,000百万円を見込んでいます。総資産額は6.4%増加し、6,200百万円を見込んでいます。
まとめ
当社グループは、金地金事業およびノンバンク事業を中心に堅調な業績を維持しています。特に金地金事業においては、国内外での販売が好調であり、今後も成長が期待されます。ノンバンク事業においても、融資残高の増加が見込まれ、収益の増加が期待されます。総資産額の減少は一時的なものであり、今後の成長に向けた投資が進むことで改善が見込まれます。全体として、当社グループの業績は好調であり、今後も安定した成長が期待されます。
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