| 企業名 | 沖縄電力株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.okiden.co.jp/ |
| 業種 | 電気・ガス業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 7586.0 |
| 所在地 | 浦添市牧港五丁目２番１号 |
企業概要
当社グループは、当社、子会社16社及び関連会社3社で構成されており、主な事業は電気事業を中心に、建設業とその他の事業から成り立っています。電気事業は、電力の安定供給を目的とし、建設業は電力設備工事の施工及び保守点検を行っています。その他の事業には、不動産業や情報通信事業などが含まれます。
各事業の内容と状況
電気事業は、電力の安定供給を目的としており、売上高は前年度比で5.7%増加しました。建設業は、グループ内向け工事の増加により売上高が1.7%増加しました。その他の事業は、エネルギーサービスプロバイダ事業の増加により売上高が9.0%増加しました。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数(人) | 臨時従業員数(人) |
|---|---|---|
| 電気事業 | 1504 | (10) |
| 建設業 | 409 | (28) |
| その他 | 1166 | (219) |
| 合計 | 3079 | (257) |
提出会社の従業員数は1504人で、平均年齢は43.2歳、平均勤続年数は20.8年、平均年間給与は774万2549円です。
関連企業
主要な関連企業には、沖電工、沖電企業、沖縄プラント工業、沖縄電機工業、沖電開発、沖電グローバルシステムズ、沖縄エネテック、沖縄新エネ開発、沖設備、FRT、プログレッシブエナジー、リライアンスエナジー沖縄などがあります。
業績
| 指標 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 204,296 | 190,520 | 176,232 | 223,517 | 236,394 | 5.8% |
| 経常利益(百万円) | 9,311 | 11,335 | 2,717 | △48,799 | 2,568 | -105.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 6,705 | 8,341 | 1,959 | △45,457 | 2,391 | -105.3% |
| 包括利益(百万円) | 6,412 | 10,565 | 1,674 | △45,146 | 4,612 | -110.2% |
| 純資産額(百万円) | 155,710 | 163,073 | 161,287 | 114,495 | 118,830 | 3.8% |
| 総資産額(百万円) | 408,789 | 427,031 | 446,519 | 480,546 | 498,671 | 3.8% |
各指標の増減について
売上高は、電気料金改定などにより前年度比で5.8%増加しました。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益は、前年度の大幅な赤字から回復しましたが、依然として低水準です。包括利益も同様に回復しましたが、依然として低水準です。純資産額と総資産額は、それぞれ3.8%増加しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月(予測) | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高(百万円) | 236,394 | 250,000 | 5.8% |
| 経常利益(百万円) | 2,568 | 12,000 | 367.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 2,391 | 10,000 | 318.2% |
| 包括利益(百万円) | 4,612 | 15,000 | 225.2% |
| 純資産額(百万円) | 118,830 | 130,000 | 9.4% |
| 総資産額(百万円) | 498,671 | 520,000 | 4.3% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は5.8%増加し、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ367.5%と318.2%の大幅な増加が見込まれています。包括利益も225.2%増加する見通しです。純資産額と総資産額もそれぞれ9.4%と4.3%増加する見通しです。
まとめ
当社グループは、電気事業を中心に安定した売上を維持していますが、2022年度の大幅な赤字からの回復が課題となっています。今後の見通しとしては、売上高や利益の大幅な増加が期待されており、財務基盤の回復に向けた取り組みが進められています。カーボンニュートラルへの挑戦や人財戦略の推進など、持続的な成長と中長期的な企業価値向上を目指しています。アナリストとしての視点からは、現状は回復途上にあり、今後の取り組み次第で好調な業績が期待できると評価します。
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