| 企業名 | 株式会社有沢製作所 |
|---|---|
| URL | https://www.arisawa.co.jp/index.html |
| 業種 | 化学 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 7868.0 |
| 所在地 | 上越市南本町１丁目５番５号 |
企業概要
当社グループは、電子材料、産業用構造材料、電気絶縁材料、ディスプレイ材料を製造・販売しており、13社の子会社と1社の関連会社で構成されています。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は以下の4つのセグメントに分かれています。
- 電子材料: フレキシブルプリント配線板用材料などを製造・販売。
- 産業用構造材料: 水処理用FRP製圧力容器や航空機用ハニカムパネルなどを製造・販売。
- 電気絶縁材料: ガラスクロス・テープなどを製造・販売。
- ディスプレイ材料: 3D表示フィルターなどを製造・販売。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均臨時雇用者数（人） |
|---|---|---|
| 電子材料 | 864 | 139 |
| 産業用構造材料 | 280 | 34 |
| 電気絶縁材料 | 103 | 16 |
| ディスプレイ材料 | 143 | 25 |
| その他 | 34 | 24 |
| 全社（共通） | 44 | 16 |
| 合計 | 1468 | 254 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
- 新揚科技股份有限公司（台湾）
- ThinFlex Technology Corporation（英国領ヴァージン諸島）
- 松揚電子材料(昆山)有限公司（中国）
- ㈱サトーセン（日本）
- アリサワファイバーグラス㈱（日本）
- Protec Arisawa Europe, S.A.（スペイン）
- Protec Arisawa America, Inc.（米国）
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 42722 | 42114 | -1.4 |
| 経常利益（百万円） | 2717 | 1488 | -45.2 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 2856 | 1639 | -42.6 |
| 包括利益（百万円） | 2578 | 2761 | 7.1 |
| 純資産額（百万円） | 47107 | 46246 | -1.8 |
| 総資産額（百万円） | 67659 | 68816 | 1.7 |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で1.4%減少しましたが、包括利益は7.1%増加しました。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ45.2%と42.6%減少しました。これは主に電子材料の売上減少と生産高の減少が影響しています。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予測 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 42114 | 43000 | 2.1 |
| 経常利益（百万円） | 1488 | 1600 | 7.5 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 1639 | 1700 | 3.7 |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は2.1%、経常利益は7.5%、親会社株主に帰属する当期純利益は3.7%の増加が予測されています。これは新製品の開発と市場拡大が期待されるためです。
まとめ
当社グループの業績は、電子材料の売上減少が影響し、全体的に減少傾向にありますが、産業用構造材料や電気絶縁材料の分野では成長が見込まれています。今後の見通しとしては、新製品の開発と市場拡大により、売上高や利益の増加が期待されます。アナリストとしての視点からは、現状はやや不調ですが、今後の成長に期待が持てる状況です。
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