| 企業名 | 株式会社四電工 |
|---|---|
| URL | https://www.yondenko.co.jp/ |
| 業種 | 建設業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 3451.0 |
| 所在地 | 高松市花ノ宮町２丁目３番９号 |
企業概要
当社グループは、当社、子会社27社、関連会社8社で構成され、「設備工事業」、「リース事業」及び「太陽光発電事業」の3つを報告セグメントとしています。
各事業の内容と状況
設備工事業: 配電工事、送電・土木工事、電気・計装工事、空調・管工事、情報通信工事を受注施工しています。主要な子会社として、㈱アクセル徳島、㈱高知クリエイト、㈱アクセル松山、㈱香川クリエイトなどがあります。
リース事業: 工事用機械、車両、備品等のリースを行っています。主要な子会社として㈱ヨンコービジネスがあります。
太陽光発電事業: 太陽光発電による電気の販売を行っています。主要な子会社として㈱ヨンコーソーラー、㈱仁尾太陽光発電、㈱桑野太陽光発電があります。
従業員について
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
|---|---|---|---|
| 2121 | 40.6 | 16.6 | 6,984,000 |
従業員数は、設備工事業が1969人、リース事業が0人、太陽光発電事業が0人、その他が21人、全社(共通)が131人です。
関連企業
主要な関連企業として、四国電力㈱があります。四国電力㈱は電気事業を行っており、当社の議決権の31.9%を所有しています。
業績
| 項目 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 89,120 | 92,112 | 3.4% |
| 経常利益 (百万円) | 5,567 | 7,012 | 26.0% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 3,764 | 4,571 | 21.4% |
| 包括利益 (百万円) | 3,287 | 7,628 | 132.1% |
| 純資産額 (百万円) | 55,908 | 61,796 | 10.5% |
| 総資産額 (百万円) | 97,069 | 103,205 | 6.3% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で3.4%増加しました。これは大型工事の進捗が好調であったことが主な要因です。経常利益は26.0%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益も21.4%増加しました。包括利益は132.1%増加し、純資産額も10.5%増加しました。
今後の見通し
| 項目 | 2024年3月 | 2025年3月(予想) | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 92,112 | 100,000 | 8.6% |
| 営業利益 (百万円) | 6,440 | 6,000 | -6.8% |
| ROE (自己資本利益率) | 7.8% | 8.0% | 0.2% |
見通しの増減について
売上高は8.6%の増加が見込まれていますが、営業利益は6.8%の減少が予想されています。これは、資機材の価格上昇や調達遅延などの影響が懸念されるためです。ROEは0.2%の増加が見込まれています。
まとめ
当社の業績は全体的に好調であり、特に売上高と純利益の増加が顕著です。今後も高水準の受注高を確保し、資機材の安定調達や原価管理の徹底に努めることで、持続的な成長が期待されます。しかし、資機材の価格上昇や調達遅延などのリスクも存在するため、これらの課題に対処する必要があります。総じて、当社の現状と見通しは好調であると評価できます。
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