2024-06-28有価証券報告書 株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ

企業名 株式会社マナック・ケミカル・パートナーズ
URL https://mcps.co.jp/
業種 化学
決算日 3月31日
資本金(百万円) 300.0
所在地 中央区日本橋3丁目8番4号日本橋さくら通りビル6階







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、各種化学製品の製造及び販売を主たる業務としており、臭素化合物を中核とした少量多品種の生産を特徴としています。製品の用途は難燃剤、医薬、試薬、IT素材関連及び工業薬品等、あらゆる産業分野を対象としています。

各事業の内容と状況

当社グループは以下の3つの主要事業を展開しています。

  • ファインケミカル事業: 医薬、農薬、ハイテク分野で使用される機能性材料や電子材料を製造しています。2024年3月期の売上高は3,905百万円で、前期比10.1%減少しました。
  • 難燃剤事業: 電気製品、OA機器、自動車部品等に使用される難燃剤を製造しています。2024年3月期の売上高は4,386百万円で、前期比29.8%減少しました。
  • ヘルスサポート事業: 人工透析薬剤用原料や抗菌剤原料を製造しています。2024年3月期の売上高は1,394百万円で、前期比10.3%増加しました。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人)
ファインケミカル事業 78
難燃剤事業 50
ヘルスサポート事業 11
全社(共通) 81
合計 220

提出会社の従業員数は9人で、平均年齢は38.1歳、平均勤続年数は8.4年、平均年間給与は6,410,581円です。

関連企業

当社グループは以下の関連企業で構成されています。

  • マナック株式会社: ファインケミカル事業、難燃剤事業及びヘルスサポート事業を展開しています。
  • マナック(上海)貿易有限公司: 中国国内における化学品の輸出入業務を行っています。
  • エムシーサービス株式会社: 倉庫賃貸業務等の役務提供を行っています。
  • ヨード・ファインケム株式会社: ヨウ素関連製品の開発、製造、販売を行っています。

業績

指標 2022年3月 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(百万円) 10,703 11,853 9,686 -18.3%
経常利益(百万円) 881 1,179 -10 -100.8%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 712 821 82 -89.9%
包括利益(百万円) 624 828 282 -65.9%
純資産額(百万円) 10,293 11,039 11,249 1.9%
総資産額(百万円) 13,585 15,012 14,098 -6.1%

各指標の増減について

売上高は前期比18.3%減少し、9,686百万円となりました。これは、ファインケミカル事業及び難燃剤事業における需要減少が主な要因です。経常利益は前期比100.8%減少し、-10百万円の損失となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も前期比89.9%減少し、82百万円となりました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予測) 当期比(%)
売上高(百万円) 9,686 10,500 8.4%
経常利益(百万円) -10 500 5100%
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 82 300 265.9%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は前期比8.4%増加し、10,500百万円を見込んでいます。経常利益は500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は300百万円を予測しています。これらの増加は、ファインケミカル事業及びヘルスサポート事業の需要回復が主な要因です。

まとめ

当社グループの2024年3月期の業績は、売上高が前期比18.3%減少し、9,686百万円となりました。経常利益は-10百万円の損失、親会社株主に帰属する当期純利益は82百万円となりました。今後の見通しとしては、売上高が10,500百万円、経常利益が500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益が300百万円と予測されています。ファインケミカル事業及びヘルスサポート事業の需要回復が期待されるため、業績の改善が見込まれます。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 日本化学工業株式会社
No.2 日本パーカライジング株式会社
No.3 倉敷紡績株式会社
No.4 日本カーバイド工業株式会社
No.5 信越化学工業株式会社
No.6 堺商事株式会社
No.7 株式会社日本触媒
No.8 日東紡績株式会社
No.9 日本曹達株式会社
No.10 東京窯業株式会社

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。