2024-06-28有価証券報告書 東芝テック株式会社

企業名 東芝テック株式会社
URL https://www.toshibatec.co.jp/
業種 電気機器
決算日 3月31日
資本金(百万円) 39970.0
所在地 品川区大崎一丁目11番1号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、事務用機械器具及び電気機械器具の開発、製造、販売及び保守サービスを主な事業内容としています。国内外に広がる顧客基盤と販売網を活かし、リテールソリューション事業とワークプレイスソリューション事業を展開しています。

各事業の内容と状況

リテールソリューション事業

国内外市場向けのPOSシステムやオートIDシステムの開発・製造・販売・保守サービスを行っています。国内ではTECブランド、海外ではTOSHIBAブランドを中心に展開しています。競争が激化する中、グローバルリテールプラットフォーム「ELERA」を活用したデータビジネスの拡大を目指しています。

ワークプレイスソリューション事業

国内外市場向けの複合機やインクジェットヘッドの開発・製造・販売・保守サービスを行っています。リコーとの合弁会社「ETRIA社」を通じて高付加価値商品ラインナップの拡充を図り、成長領域への集中を進めています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名)
リテールソリューション 9827
ワークプレイスソリューション 8593
提出会社本社部門他 673
合計 19093

提出会社の従業員数は3422名で、平均年齢は46.24歳、平均勤続年数は17.06年、平均年間給与は7821千円です。

関連企業

主要な関連企業には、東芝グローバルコマースソリューション社、東芝テックソリューションサービス㈱、東芝アメリカビジネスソリューション社などがあります。

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高(百万円) 510,767 548,135 7.3
経常利益(百万円) 13,149 11,004 -16.3
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) -13,745 -6,707 51.2
包括利益(百万円) -12,749 5,092 140.0

各指標の増減について

売上高は国内市場向けPOSシステム及び複合機の売上増加や為替の影響で7.3%増加しました。経常利益は海外市場向けPOSシステムの損益悪化により16.3%減少しました。親会社株主に帰属する当期純利益は、米国子会社の繰延税金資産の取り崩しにより損失が減少しました。包括利益は大幅に改善しました。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期予想 当期比(%)
売上高(百万円) 548,135 600,000 9.5
経常利益(百万円) 11,004 15,000 36.3
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) -6,707 5,000 174.6
包括利益(百万円) 5,092 10,000 96.4

見通しの増減について

売上高は国内外市場向けPOSシステム及び複合機の拡販により9.5%増加が見込まれています。経常利益は販売価格の改定やコスト削減施策により36.3%増加が予想されています。親会社株主に帰属する当期純利益は、米国子会社の損益改善により大幅な増加が見込まれています。

まとめ

当社グループは、リテールソリューション事業とワークプレイスソリューション事業を中心に展開しており、国内外での販売網を活かして成長を続けています。2024年3月期の業績は売上高が増加し、包括利益も大幅に改善しましたが、経常利益は減少しました。今後の見通しとしては、売上高や経常利益の増加が見込まれており、特に親会社株主に帰属する当期純利益の大幅な改善が期待されています。全体として、当社の現状と見通しは好調であり、今後の成長が期待されます。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 株式会社 東芝
No.2 大興電子通信株式会社
No.3 マックス株式会社
No.4 スター精密株式会社
No.5 NSW株式会社
No.6 コニカミノルタ株式会社
No.7 株式会社コア
No.8 株式会社リコー
No.9 ケイティケイ株式会社
No.10 株式会社アイチコーポレーション

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。