| 企業名 | 東映株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.toei.co.jp/index.html |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 11707.0 |
| 所在地 | 中央区銀座三丁目２番１７号 |
企業概要
当社グループは、映画、ドラマ、コンテンツ、興行、催事、観光不動産、建築内装など多岐にわたる事業を展開しています。特に映像関連事業に強みを持ち、国内外で多くのヒット作品を生み出しています。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下のように分類されます。
- 映像関連事業: 映画、ドラマ、コンテンツの製作・配給、ポストプロダクション、アーカイブ事業など。
- 興行関連事業: シネマコンプレックスの経営。
- 催事関連事業: キャラクターショーや文化催事の企画・運営。
- 観光不動産事業: 賃貸施設の賃貸、ホテルの経営。
- 建築内装事業: 建築工事・室内装飾請負。
各事業の現状と見通しについては、以下の通りです。
- 映像関連事業: 売上高は1,259億8千万円（前年度比6.8％減）、営業利益は263億3千3百万円（前年度比25.1％減）。
- 興行関連事業: 売上高は201億7千4百万円（前年度比9.3％増）、営業利益は19億7百万円（前年比112.0％増）。
- 催事関連事業: 売上高は100億8千5百万円（前年度比0.7％増）、営業利益は14億2千2百万円（前年比11.4％増）。
- 観光不動産事業: 売上高は64億9千4百万円（前年度比8.8％増）、営業利益は25億6千9百万円（前年度比18.5％増）。
- 建築内装事業: 売上高は86億1千万円（前年度比81.4％増）、営業利益は3億9千7百万円（前年度比723.9％増）。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（名） | 臨時従業員数（名） |
|---|---|---|
| 映像関連事業 | 831 | 17 |
| 興行関連事業 | 38 | 494 |
| 催事関連事業 | 61 | 14 |
| 観光不動産事業 | 49 | 30 |
| 建築内装事業 | 26 | 0 |
| 全社（共通） | 93 | 8 |
| 合計 | 1098 | 563 |
提出会社の従業員数は381名、平均年齢は42.7歳、平均勤続年数は15.4年、平均年間給与は8,574,954円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
- 東映ビデオ㈱
- 東映アニメーション㈱
- ㈱東映エージエンシー
- ㈱東映京都スタジオ
- ㈱東映テレビ・プロダクション
- 東映シーエム㈱
- 東映ラボ・テック㈱
- 三映印刷㈱
- ㈱ティ・ジョイ
- ㈱東映ホテルチェーン
- ㈱東映建工
業績
| 項目 | 当期 | 前期 | 前期比（％） |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 171,345 | 174,358 | △1.7 |
| 営業利益（百万円） | 29,342 | 36,339 | △19.3 |
| 経常利益（百万円） | 35,317 | 40,172 | △12.1 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 13,971 | 15,025 | △7.0 |
| 1株当たり当期純利益（円） | 225.68 | 242.48 | △6.9 |
各指標の増減について
売上高は前期比で1.7％減少しましたが、これは一部の事業での売上減少が影響しています。営業利益は19.3％減少し、経常利益も12.1％減少しました。親会社株主に帰属する当期純利益は7.0％減少しましたが、これは特別損失の計上が影響しています。
今後の見通し
| 項目 | 当期 | 次期予想 | 当期比（％） |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 171,345 | 180,000 | 5.1 |
| 営業利益（百万円） | 29,342 | 32,000 | 9.1 |
| 経常利益（百万円） | 35,317 | 38,000 | 7.6 |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 13,971 | 15,000 | 7.4 |
見通しの増減について
次期の売上高は5.1％増加する見込みです。これは新規事業の展開や既存事業の強化が寄与するためです。営業利益は9.1％増加、経常利益は7.6％増加、親会社株主に帰属する当期純利益は7.4％増加する見込みです。
まとめ
当社グループは、映像関連事業を中心に多岐にわたる事業を展開しており、今後も成長が期待されます。特に次期の見通しでは、売上高や利益の増加が見込まれており、全体的に好調な状況が続くと予想されます。アナリストとしては、当社の今後の成長に期待が持てると評価します。
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