| 企業名 | 日本鋳鉄管株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.nichu.co.jp/ |
| 業種 | 鉄鋼 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1855.0 |
| 所在地 | 久喜市菖蒲町昭和沼１番地 |
企業概要
当社は、上下水道・ガス用資材であるダクタイル鋳鉄製品（鋳鉄管、鉄蓋）、樹脂管及び関連付属品の製造販売を主な事業としています。また、倉庫業、道路貨物運送業及び産業廃棄物の運搬及び積み替え保管事業も展開しています。連結子会社4社とその他の関係会社2社で構成されています。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下のように分類されます：
- ダクタイル鋳鉄関連：鋳鉄管、鉄蓋の製造販売
- 樹脂管・ガス関連：樹脂管の製造販売
- その他：倉庫業、道路貨物運送業、産業廃棄物の運搬及び積み替え保管事業
各事業の現状と見通しについては、以下の通りです：
- ダクタイル鋳鉄関連：全国的な水道管路布設工事の遅れや水道事業体の発注量の減少により、売上高は減少しましたが、コスト削減や販売価格の改定により利益は増加しました。
- 樹脂管・ガス関連：親会社の樹脂管・ガス関連事業の売上高及び子会社のリサイクル事業の売上高が増加し、利益も増加しました。
従業員について
2024年3月31日現在の従業員数は以下の通りです：
| セグメントの名称 | 従業員数（名） |
|---|---|
| ダクタイル鋳鉄関連 | 328 |
| 樹脂管・ガス関連 | 35 |
| 全社（共通） | 29 |
| 合計 | 392 |
提出会社の従業員数、平均年齢、平均勤続年数、平均年間給与は以下の通りです：
| 従業員数（名） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 313 | 45.9 | 19.4 | 5890 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです：
| 名称 | 住所 | 資本金又は出資金(百万円) | 主要な事業の内容 | 議決権の所有(又は被所有)割合(％) | 関係内容 |
|---|---|---|---|---|---|
| 日鋳商事株式会社 | 埼玉県戸田市 | 28 | ダクタイル鋳鉄関連, 樹脂管・ガス関連 | 100.0 | 役員の兼任2名・営業上の取引当社製品の販売店 |
| 株式会社鶴見工材センター | 神奈川県横浜市鶴見区 | 50 | 樹脂管・ガス関連 | 60.0 | 役員の兼任2名・営業上の取引ガス用配管材等の保管及び輸送の委託先・資金の預かり |
| 日鋳サービス株式会社 | 神奈川県横浜市鶴見区 | 40 | 樹脂管・ガス関連 | 100.0 | 役員の兼任2名・営業上の取引原材料の購入先・資金の預かり |
| 株式会社イガラシ | 埼玉県さいたま市緑区 | 10 | ダクタイル鋳鉄関連 | 100.0 | 日鋳商事株式会社の完全子会社 |
| JFEホールディングス株式会社 | 東京都千代田区 | 171310 | 鉄鋼業、総合エンジニアリング業等を行う子会社の持株会社 | 30.0 | JFEスチール株式会社の完全親会社 |
| JFEスチール株式会社 | 東京都千代田区 | 239644 | 鉄鋼事業 | 30.0 | 営業上の取引原材料等の購入先 |
業績
| 主要な損益情報等 | 当期 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 7416百万円 | -2.5% |
| 経常利益 | 321百万円 | +65.0% |
| 当期純利益 | 212百万円 | +31.1% |
| 純資産額 | 546百万円 | +9.9% |
| 総資産額 | 4232百万円 | +4.6% |
各指標の増減について
売上高は全国的な水道管路布設工事の遅れや水道事業体の発注量の減少により減少しましたが、経常利益と当期純利益はコスト削減や販売価格の改定により増加しました。純資産額と総資産額も増加しています。
今後の見通し
| 指標 | 今期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 7600百万円 | +2.5% |
| 経常利益 | 350百万円 | +9.0% |
| 当期純利益 | 230百万円 | +8.5% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高、経常利益、当期純利益はそれぞれ増加が見込まれています。これは、販売価格の改定や新商品の開発、コスト削減の取り組みが引き続き効果を発揮するためです。
まとめ
当社の業績は、全国的な水道管路布設工事の遅れや水道事業体の発注量の減少により一部指標で減少が見られましたが、コスト削減や販売価格の改定により利益は増加しました。今後も新商品の開発やコスト削減の取り組みを継続し、業績の向上が見込まれます。全体として、現状は好調であり、今後の見通しも明るいと言えます。
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