2024-06-28有価証券報告書 共栄タンカー株式会社

企業名 共栄タンカー株式会社
URL https://www.kyoeitanker.co.jp/
業種 海運業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2850.0
所在地 港区三田三丁目2番6号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、外航海運業を主な事業とし、船舶運航業務及び船舶貸渡業を行っています。企業集団は当社及び子会社9社(外国会社9社)、その他の関係会社1社(国内会社)で構成されています。

各事業の内容と状況

当社の主な事業は船舶運航業務及び船舶貸渡業です。子会社は主に船舶を保有し、当社や得意先に貸し渡す事業を行っています。主要な関連企業としては、日本郵船株式会社があり、当社の主要株主であり、船舶を共有するなどの緊密な関係にあります。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
59 39.5 11.9 9,027,985

従業員は全て外航海運業に属しており、陸上従業員は共栄タンカー労働組合に、海上従業員は全日本海員組合に加入しています。

関連企業

主要な関連企業として、日本郵船株式会社があります。日本郵船株式会社は当社の主要株主であり、船舶を共有するなどの緊密な関係にあります。

業績

項目 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(千円) 14,270,994 14,178,014 -0.7%
経常利益(千円) 267,680 186,738 -30.2%
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 876,040 146,643 -83.3%
包括利益(千円) 2,930,951 1,626,186 -44.5%
純資産額(千円) 17,894,454 19,367,686 8.2%
総資産額(千円) 70,842,961 70,528,044 -0.4%

各指標の増減について

売上高は前期比0.7%減少しましたが、これはばら積船1隻の売却が影響しています。経常利益は30.2%減少し、親会社株主に帰属する当期純利益は83.3%減少しました。これは、船舶のタンクトラブルに伴う修繕費の増加や為替による船費の増加が主な要因です。

今後の見通し

項目 2024年3月 2025年3月(予想) 当期比(%)
売上高(千円) 14,178,014 15,000,000 5.8%
経常利益(千円) 186,738 250,000 33.8%
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 146,643 200,000 36.4%

見通しの増減について

今後の見通しとしては、売上高は5.8%増加し、経常利益は33.8%増加する見込みです。これは、新規の設備投資案件やエネルギー需要の変化に対応した船体構成の整備が進むことが期待されるためです。

まとめ

当社の業績は、ばら積船の売却や船舶のタンクトラブルなどにより一時的に減少しましたが、今後の見通しは明るいです。新規の設備投資やエネルギー需要の変化に対応した船体構成の整備が進むことで、売上高や経常利益の増加が期待されます。全体として、当社の現状と見通しは好調であると評価できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。