企業名 | 住友精化株式会社 |
---|---|
URL | https://www.sumitomoseika.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 9714.0 |
所在地 | 加古郡播磨町宮西346番地の1 |
企業概要
当社グループは、吸水性樹脂や機能マテリアルの製造・販売を行う企業です。吸水性樹脂は紙おむつや生理用品などに使用され、機能マテリアルはエレクトロニクスガスや医薬製品など多岐にわたります。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下の3つのセグメントに分かれています。
- 吸水性樹脂: 紙おむつや生理用品などの衛生材料、ペットシート、ケーブル用止水材などの工業用材料の製造・販売。
- 機能マテリアル: 水溶性ポリマー、エマルジョン、微粒子ポリマー、医薬製品、エレクトロニクスガス、標準ガス、工業薬品、医療用ガス、ケミカルガスの製造・販売。
- その他: 化学品の製造受託事業。
従業員について
従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
1042 | 37.74 | 15.28 | 6,575,542 |
関連企業
当社グループは、子会社12社で構成されており、主要な関連企業は以下の通りです。
- スミトモ セイカ ヨーロッパ S.A./N.V.(ベルギー)
- スミトモ セイカ ポリマーズ コリア カンパニー リミテッド(韓国)
- スミトモ セイカ シンガポール プライベート リミテッド(シンガポール)
業績
項目 | 2020年3月 | 2021年3月 | 2022年3月 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|---|---|---|
売上高(百万円) | 99,701 | 103,254 | 115,583 | 143,041 | 142,986 | -0.0 |
経常利益(百万円) | 6,866 | 10,375 | 8,915 | 10,929 | 10,247 | -6.2 |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 4,285 | 7,119 | 5,895 | 8,592 | 6,166 | -28.2 |
包括利益(百万円) | 2,142 | 10,140 | 8,877 | 10,584 | 12,056 | +13.9 |
純資産額(百万円) | 66,730 | 75,491 | 81,905 | 86,661 | 95,051 | +9.7 |
総資産額(百万円) | 100,261 | 107,834 | 121,274 | 126,651 | 136,305 | +7.6 |
各指標の増減について
売上高は前期比で横ばいでしたが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ6.2%、28.2%減少しました。これは、IRラテックス事業終了に伴う損失や、韓国子会社での機器の稼働不良による異常操業損失などが影響しています。一方、包括利益と純資産額はそれぞれ13.9%、9.7%増加し、総資産額も7.6%増加しました。
今後の見通し
項目 | 2024年3月 | 2025年3月(予測) | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 142,986 | 160,000 | +12.0 |
営業利益(百万円) | 9,529 | 12,000 | +25.9 |
ROE(%) | 6.8 | 8.5 | +25.0 |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は12.0%増加し、160,000百万円を見込んでいます。営業利益も25.9%増加し、12,000百万円となる見通しです。ROEも25.0%増加し、8.5%を目指しています。これらの増加は、吸水性樹脂事業の販売増加や機能マテリアル事業の生産能力増強が寄与する見込みです。
まとめ
当社の業績は、吸水性樹脂事業の販売増加や機能マテリアル事業の生産能力増強により、今後も成長が期待されます。特に、包括利益や純資産額の増加は、企業の財務基盤が強固であることを示しています。一方で、親会社株主に帰属する当期純利益の減少は、特別損失の影響が大きかったことを示しています。全体として、当社の現状と見通しは好調であり、今後の成長が期待されます。
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