企業名 | 任天堂株式会社 |
---|---|
URL | https://www.nintendo.co.jp/corporate/index.html |
業種 | その他製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 10065.0 |
所在地 | 京都市南区上鳥羽鉾立町11番地1 |
企業概要
当社及び当社の関係会社(当社、子会社28社及び関連会社5社[2024年3月31日現在]により構成)においては、ホームエンターテインメントの分野で娯楽製品の開発、製造及び販売等を事業としています。主な製品は、コンピューターを利用した娯楽機器である「ゲーム専用機」とキャラクターグッズ・トランプ等です。「ゲーム専用機」とは、携帯ゲームやホームコンソールゲームのハードウェア及びソフトウェアであり、当社及び関係会社が開発し、当社において製造し、主に関係会社が国内外で販売しています。また、映像コンテンツやモバイルアプリなどのIPを活用した事業も展開しています。
各事業の内容と状況
当社グループは、ゲーム専用機ビジネスを中心に展開しています。Nintendo Switchビジネスでは、『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』や『Super Mario Bros. Wonder』などのタイトルが好調な販売を記録しました。ハードウェアの販売台数は1,570万台、ソフトウェアの販売本数は1億9,967万本となり、発売から8年目に入ったプラットフォームとしては堅調な販売状況です。また、デジタルビジネスやモバイル・IP関連収入も増加しています。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|
2814 | 40.2 | 13.9 | 9,626,857 |
当社グループ全体の従業員数は7,724人であり、労使関係は円満に推移しています。
関連企業
当社の主要な関連企業には、Nintendo of America Inc.、Nintendo of Europe AG、任天堂販売株式会社などがあります。これらの企業は、主に販売や開発を担当しています。
業績
項目 | 当期 | 前期比(%) |
---|---|---|
売上高 | 1兆6,718億円 | +4.4% |
営業利益 | 5,289億円 | +4.9% |
経常利益 | 6,804億円 | +13.2% |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 4,906億円 | +13.4% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で4.4%増加し、1兆6,718億円となりました。これは、Nintendo Switchのソフトウェア販売が好調だったことや、デジタルビジネスの売上が増加したことが主な要因です。営業利益は4.9%増加し、5,289億円となりました。経常利益は13.2%増加し、6,804億円となり、為替差益の増加が寄与しました。親会社株主に帰属する当期純利益は13.4%増加し、4,906億円となりました。
今後の見通し
項目 | 来期予想 | 当期比(%) |
---|---|---|
売上高 | 1兆7,000億円 | +1.7% |
営業利益 | 5,500億円 | +4.0% |
経常利益 | 7,000億円 | +2.9% |
親会社株主に帰属する当期純利益 | 5,000億円 | +1.9% |
見通しの増減について
来期の売上高は1兆7,000億円を予想しており、当期比で1.7%の増加を見込んでいます。これは、新作ソフトウェアの発売やデジタルビジネスの拡大が寄与する見込みです。営業利益は5,500億円、経常利益は7,000億円、親会社株主に帰属する当期純利益は5,000億円を予想しています。
まとめ
当社の業績は堅調に推移しており、特にNintendo Switchのソフトウェア販売が好調です。デジタルビジネスやモバイル・IP関連収入も増加しており、今後も成長が期待されます。来期の見通しも明るく、新作ソフトウェアの発売やデジタルビジネスの拡大が業績を押し上げる見込みです。総じて、当社の現状と見通しは好調であり、投資家にとって魅力的な企業と言えるでしょう。
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