| 企業名 | クラスターテクノロジー株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.cluster-tech.co.jp/ |
| 業種 | 化学 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1240.0 |
| 所在地 | 東大阪市渋川町４丁目５番２８号 |
企業概要
当社は、高精度・高機能に特化した樹脂製品の提供を事業方針として、ナノ／マイクロ・テクノロジー関連事業、マクロ・テクノロジー関連事業、その他事業の３つに分けて事業展開しています。基幹技術として、樹脂複合材料技術、成形加工技術、金型技術、計測・解析技術、融合技術を駆使しています。
各事業の内容と状況
ナノ／マイクロ・テクノロジー関連事業
機能性樹脂複合材料をベースとした機能性精密成形品及び部品を提供しています。デジタルカメラ、インクジェットプリンター、バーコードリーダー装置、精密寸法測定器などに使用されています。また、研究開発用及び評価・分析用のパルスインジェクター®システムも提供しています。
マクロ・テクノロジー関連事業
樹脂成形碍子や機能性樹脂複合材料を提供しています。これらは主にビルや工場の受配電設備に使用されており、40年以上の使用実績があります。
その他事業
医薬品の容器の異物検査や精密部品の組立を行っています。
従業員について
| 従業員数(名) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 72 | 44.2 | 11.9 | 4055 |
従業員数は72名で、平均年齢は44.2歳、平均勤続年数は11.9年、平均年間給与は4055千円です。
関連企業
該当事項はありません。
業績
| 項目 | 当期 | 前期比(%) |
|---|---|---|
| 売上高 | 918,994千円 | -0.7% |
| 売上総利益 | 391,000千円 | +6.1% |
| 営業利益 | 68,000千円 | -5.3% |
| 経常利益 | 70,000千円 | -5.9% |
| 当期純利益 | 57,000千円 | -3.3% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で0.7%減少しましたが、売上総利益は6.1%増加しました。これは、原材料価格や電気料金の上昇が落ち着き、製造経費が抑えられたためです。営業利益と経常利益はそれぞれ5.3%と5.9%減少しましたが、これは広告宣伝費及び研究開発費の増加によるものです。当期純利益は3.3%減少しました。
今後の見通し
| 項目 | 2025年3月期（変更前） | 2025年3月期（変更後） | 2026年3月期 | 2027年3月期 |
|---|---|---|---|---|
| 売上高 | 1,097,000千円 | 1,005,000千円 | 1,200,000千円 | 1,260,000千円 |
| 営業利益 | 85,000千円 | 65,000千円 | 111,000千円 | 120,000千円 |
| 経常利益 | 86,340千円 | 66,000千円 | 112,340千円 | 121,340千円 |
| 当期純利益 | 75,600千円 | 62,000千円 | 76,000千円 | 80,000千円 |
見通しの増減について
2025年3月期の売上高は、2024年3月期に予定していた新規受注品の量産移行が次年度以降にずれ込んだことや、中国経済の影響を受けて減少する見込みです。利益についても売上高の減少に伴い下方修正されています。
まとめ
当社の業績は、ナノ／マイクロ・テクノロジー関連事業における新規受注品の量産移行の遅れや中国経済の影響を受けて減少しましたが、マクロ・テクノロジー関連事業は堅調に推移しています。今後の見通しとしては、売上高と利益の回復が期待されるものの、外部環境の影響を受けやすい状況が続くと考えられます。全体として、現状はやや不調ですが、今後の改善が期待される状況です。
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