2024-06-28有価証券報告書 オイレス工業株式会社

企業名 オイレス工業株式会社
URL https://www.oiles.co.jp/
業種 機械
決算日 3月31日
資本金(百万円) 8585.0
所在地 藤沢市桐原町8番地







有価証券報告書の解説


企業概要

当企業グループは、オイレス工業株式会社及び子会社16社で構成され、一般軸受機器、自動車軸受機器、構造機器、建築機器の製造販売を行っています。企業理念は「オイルレスベアリングの総合メーカーとして世界のリーダーとなり、技術で社会に貢献する」であり、持続的な成長を目指しています。

各事業の内容と状況

当企業グループの事業は以下の4つのセグメントに分かれています。

  • 一般軸受機器および自動車軸受機器: オイルレスベアリング等の製造販売を行い、国内外の市場に対応しています。
  • 構造機器: 支承、免震・制震装置等の製造販売を行い、インフラリニューアルや都市再開発に対応しています。
  • 建築機器: ウィンドウオペレーターや環境機器、住宅用機器等の製造販売を行い、リニューアル市場に注力しています。
  • その他: 伝導機器類等の仕入販売を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 従業員数(人)
軸受機器 1549 (417)
構造機器 149 (28)
建築機器 137 (30)
報告セグメント計 1835 (475)
その他 8 (0)
全社(共通) 221 (38)
合計 2064 (513)

提出会社の従業員数は813人で、平均年齢は44.6歳、平均勤続年数は17.8年、平均年間給与は7,559,402円です。

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです。

  • オイレスECO株式会社
  • オイレス西日本販売株式会社
  • オイレス東日本販売株式会社
  • ユニプラ株式会社
  • 株式会社リコーキハラ
  • ルービィ工業株式会社
  • オーケー工業株式会社
  • 株式会社免震エンジニアリング
  • Oiles America Corporation
  • Oiles Deutschland GmbH
  • Oiles Czech Manufacturing s.r.o.
  • 上海自潤軸承有限公司
  • 自潤軸承(蘇州)有限公司
  • Oiles (Thailand) Company Limited
  • Oiles India Private Limited
  • 瓯依鐳斯貿易(上海)有限公司

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高 (百万円) 62,882 68,765 9.4%
経常利益 (百万円) 5,730 7,791 36.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 4,132 5,476 32.5%
包括利益 (百万円) 5,574 8,148 46.2%
純資産額 (百万円) 69,589 74,900 7.6%
総資産額 (百万円) 86,991 95,075 9.3%
1株当たり純資産額 (円) 2,214.78 2,413.91 9.0%
1株当たり当期純利益金額 (円) 132.44 177.79 34.2%
自己資本比率 (%) 79.3 78.1 -1.5%
自己資本利益率 (%) 6.1 7.6 24.6%
株価収益率 (倍) 12.68 12.76 0.6%
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 7,987 7,196 -9.9%
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -2,200 -1,172 46.7%
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -4,071 -4,312 -5.9%
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 22,597 24,891 10.2%

各指標の増減について

売上高は前期比9.4%増加し、68,765百万円となりました。これは、半導体供給不足の収束や自動車生産の回復が主な要因です。経常利益は36.0%増加し、7,791百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益も32.5%増加しました。包括利益は46.2%増加し、8,148百万円となりました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月予測 当期比(%)
売上高 (百万円) 68,765 72,000 4.7%
経常利益 (百万円) 7,791 8,500 9.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 5,476 6,000 9.6%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は4.7%増加し、72,000百万円を見込んでいます。経常利益は9.1%増加し、8,500百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は9.6%増加し、6,000百万円を予測しています。これらの増加は、半導体市場や自動車市場の回復が続くことを前提としています。

まとめ

当企業グループの業績は、半導体供給不足の収束や自動車生産の回復により好調に推移しています。特に構造機器セグメントの業績が大幅に伸びており、全体の売上高や利益を押し上げています。今後も成長市場への積極的な投資や新規案件の獲得により、さらなる業績向上が期待されます。アナリストとしての視点から見ても、現状と見通しは好調であると評価できます。


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