企業名 | TAC株式会社 |
---|---|
URL | https://www.tac-school.co.jp/index.html |
業種 | サービス業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 940.0 |
所在地 | 千代田区神田三崎町三丁目2番18号 |
企業概要
当社グループは、資格教育、実務教育を核とした人材育成事業を展開しています。個人教育事業、法人研修事業、出版事業、人材事業の4つのセグメントで構成されており、社会人や大学生を対象に幅広い教育サービスを提供しています。
各事業の内容と状況
個人教育事業
公認会計士、税理士、不動産鑑定士、社会保険労務士などの資格試験に対する受験指導を行っています。教室講座、DVD通信講座、Web通信講座など多様な学習スタイルを提供しています。
法人研修事業
企業、大学、専門学校などに対して資格取得研修や実務研修を提供しています。特にIT関連の資格試験の取得指導に力を入れており、企業のDX推進に貢献しています。
出版事業
資格試験対策書籍や実務書を出版しています。主なブランドは「TAC出版」と「Wセミナー」で、幅広いラインナップを取り揃えています。
人材事業
会計系人材や医療系人材の紹介・派遣事業を行っています。資格取得を目指す受講者に対してキャリアアップの機会を提供しています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) | 平均臨時雇用者数(名) |
---|---|---|
個人教育事業 | 286 | 206 |
法人研修事業 | 128 | 33 |
出版事業 | 52 | 25 |
人材事業 | 31 | 10 |
全社(共通) | 53 | 12 |
合計 | 550 | 286 |
提出会社の従業員数は503名で、平均年齢は44.7歳、平均勤続年数は14.9年、平均年間給与は5,157,790円です。
関連企業
当社グループは、連結子会社7社と持分法適用関連会社1社で構成されています。主要な関連企業は以下の通りです。
- 株式会社TAC総合管理(個人教育事業)
- 株式会社オンラインスクール(個人教育事業)
- 太科信息技術(大連)有限公司(個人教育事業)
- 株式会社LUAC(法人研修事業)
- 株式会社早稲田経営出版(出版事業)
- 株式会社TACプロフェッションバンク(人材事業)
- 株式会社医療事務スタッフ関西(人材事業)
- 株式会社プロフェッションネットワーク(出版事業)
業績
指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 19,711,739 | 19,001,497 | -3.6% |
経常利益 (千円) | 324,525 | -329,970 | -201.7% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | 214,740 | -219,766 | -202.3% |
包括利益 (千円) | 215,695 | -221,621 | -202.7% |
純資産額 (千円) | 6,203,324 | 5,872,042 | -5.3% |
総資産額 (千円) | 20,795,219 | 20,790,872 | -0.02% |
1株当たり純資産額 (円) | 341.58 | 323.28 | -5.4% |
1株当たり当期純利益 (円) | 11.69 | -12.12 | -203.7% |
自己資本比率 (%) | 29.8 | 28.2 | -5.4% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で3.6%減少しました。これは、個人教育事業や出版事業の低調な推移が主な要因です。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益は大幅な赤字となりました。これは、コスト削減努力にもかかわらず、資源価格の高騰や紙代、制作費、運送費などのコスト増加が影響しています。
今後の見通し
指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 19,001,497 | 19,500,000 | +2.6% |
経常利益 (千円) | -329,970 | 100,000 | +130.3% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) | -219,766 | 50,000 | +122.8% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は2.6%の増加が見込まれています。これは、個人教育事業の早期回復や新商品の開発が期待されるためです。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益も黒字転換が見込まれています。
まとめ
当社グループの業績は、コロナ禍の影響から徐々に回復しつつありますが、依然として厳しい状況が続いています。特に個人教育事業と出版事業の低調な推移が業績に大きな影響を与えています。しかし、今後の見通しとしては、売上高の増加や経常利益の黒字転換が期待されており、企業全体としての収益体質の強化が進められています。アナリストとしては、現状はやや不調ですが、今後の回復に期待が持てると評価します。
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