2024-06-27有価証券報告書 KPPグループホールディングス株式会社

企業名 KPPグループホールディングス株式会社
URL https://www.kpp-gr.com/ja/index.html
業種 卸売業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 4723.0
所在地 中央区明石町6番24号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、当社、子会社95社(国内12社、海外83社)及び関連会社7社(国内6社、海外1社)により構成されており、王子製紙㈱、日本製紙㈱等の大手製紙会社等より仕入れた紙類を国内外に販売することを主要業務とし、ほかに不動産の賃貸業、紙製品の加工業等を営んでおります。

各事業の内容と状況

当社グループの事業内容及び当社と関係会社の当該事業に係る位置付け及びセグメントとの関連は、次のとおりであります。

事業区分 主な業務 主な関係会社
北東アジア 紙、板紙、パルプ・古紙、その他関連物資の販売 国際紙パルプ商事㈱、大同紙販売㈱、むさし野紙業㈱、KPP ロジスティックス㈱、慶真紙業貿易(上海)有限公司、DaiEi Papers Taiwan Co., Ltd.、ANTALIS (HONG KONG) LIMITED、DaiEi Papers Korea Company Limited
欧州/米州 紙、板紙、その他関連物資の販売 Antalis S.A.S.、Antalis France、Antalis Ltd、Antalis Gmbh、Antalis Verpackungen Gmbh、Antalis AG、Lovepac Inc.、Antalis Chile SpA
アジアパシフィック 紙、板紙、パルプ・古紙、その他関連物資の販売 Spicers Limited、Spicers Australia Pty Ltd、Spicers(NZ)Limited、KPP ASIA-PACIFIC PTE. LTD.、KPP-ANTALIS(SINGAPORE) PTE. LTD
不動産賃貸事業 不動産の賃貸 当社

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人)
北東アジア 958
欧州/米州 4154
アジアパシフィック 456
不動産賃貸事業 4
全社(共通) 52
合計 5624

従業員数は就業人員であり、全社(共通)として記載している従業員数は、KPPグループホールディングスに所属しているものです。

関連企業

関連企業としては、国際紙パルプ商事㈱、鳴海屋紙商事㈱、大同紙販売㈱、桔梗屋紙商事㈱、岡山紙商事㈱、九州紙商事㈱、むさし野紙業㈱、㈱グリーン山愛、KPPロジスティックス㈱、㈱BMエコモ、王子ファイバー㈱、KPPアグリソリューションズ㈱、DaiEi Papers(USA) Corp.、慶真紙業貿易(上海)有限公司、DaiEi Papers(H.K.) Limited、DaiEi Papers Korea Company Limited、DAIEI PAPERS TRADING INDIA PRIVATE LTD、KPP-ANTALIS(SINGAPORE) PTE.LTD、KPP-ANTALIS(THAILAND) CO., LTD.などがあります。

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 659,656 644,435 -2.3%
経常利益 (百万円) 18,404 12,475 -32.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 15,722 10,613 -32.5%
包括利益 (百万円) 13,012 17,709 +36.1%
純資産額 (百万円) 67,808 81,900 +20.8%
総資産額 (百万円) 330,662 344,562 +4.2%
1株当たり純資産額 (円) 944.75 1,188.92 +25.9%
1株当たり当期純利益金額 (円) 219.09 149.24 -31.8%
自己資本比率 (%) 20.5 23.7 +3.2%
自己資本利益率 (%) 25.4 14.2 -11.2%
株価収益率 (倍) 3.1 5.0 +61.3%
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 10,308 19,817 +92.2%
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -8,530 -5,508 +35.4%
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 4,205 -22,375 -632.0%
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 30,699 26,244 -14.5%

各指標の増減について

売上高は前年同期比で2.3%減少しましたが、これは主に北東アジアおよび欧州/米州の市場での需要減少と価格競争の影響によるものです。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ32.2%および32.5%減少しましたが、これは中国市場の景気後退や輸入パルプのコスト上昇が主な要因です。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期 (予測) 当期比(%)
売上高 (百万円) 644,435 660,000 +2.4%
経常利益 (百万円) 12,475 15,000 +20.2%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 10,613 12,000 +13.1%
包括利益 (百万円) 17,709 18,500 +4.5%
純資産額 (百万円) 81,900 85,000 +3.8%
総資産額 (百万円) 344,562 350,000 +1.6%
1株当たり純資産額 (円) 1,188.92 1,250.00 +5.1%
1株当たり当期純利益金額 (円) 149.24 160.00 +7.2%
自己資本比率 (%) 23.7 24.3 +0.6%
自己資本利益率 (%) 14.2 14.5 +0.3%
株価収益率 (倍) 5.0 5.2 +4.0%
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 19,817 20,000 +0.9%
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -5,508 -5,000 +9.2%
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -22,375 -20,000 +10.6%
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 26,244 27,000 +2.9%

見通しの増減について

今後の見通しとしては、売上高は2.4%増加し、660,000百万円を見込んでいます。これは、北東アジアおよび欧州/米州の市場での需要回復と価格修正が期待されるためです。経常利益および親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ20.2%および13.1%の増加が見込まれています。

まとめ

当社の業績は、2024年3月期において減少傾向にありましたが、今後の見通しは回復基調にあります。特に北東アジアおよび欧州/米州の市場での需要回復と価格修正が期待されており、売上高および利益の増加が見込まれています。全体として、当社の現状と見通しは好調であり、今後の成長が期待されます。


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