企業名 | 関東電化工業株式会社 |
---|---|
URL | https://www.kantodenka.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 2877.0 |
所在地 | 千代田区丸の内二丁目3番2号 |
企業概要
当社は、無機・有機化学薬品等の基礎化学品事業、フッ素系ガスおよび電池材料等の精密化学品事業、キャリヤーおよび鉄酸化物等の鉄系事業、製品販売等の商事事業および化学工業用設備工事等の設備事業を展開しています。連結子会社7社、非連結子会社5社で構成されています。
各事業の内容と状況
基礎化学品事業は、か性ソーダや塩酸などの無機製品とトリクロールエチレンなどの有機製品を扱っています。精密化学品事業は、三フッ化窒素や六フッ化タングステンなどの特殊ガス製品と六フッ化リン酸リチウムなどの電池材料製品を含みます。鉄系事業は、キャリヤーや鉄酸化物を製造販売しています。商事事業は、化学工業薬品の販売を行い、設備事業は化学設備プラントの建設を手掛けています。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(名) |
---|---|
基礎化学品事業 | 40 |
精密化学品事業 | 620 |
鉄系事業 | 49 |
商事事業 | 44 |
設備事業 | 104 |
全社(共通) | 288 |
合計 | 1145 |
平均年齢は39.7歳、平均勤続年数は15.6年、平均年間給与は7,539,750円です。
関連企業
主要な関連企業には、関電興産㈱、㈱上備製作所、㈱関東電化ファインテック、関東電化KOREA㈱、台灣關東電化股份有限公司、関東電化ファインプロダクツ韓国㈱、宣城科地克科技有限公司があります。
業績
指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 78,675 | 64,768 | -17.7% |
経常利益 (百万円) | 13,679 | -1,304 | -109.5% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 9,382 | -4,610 | -149.1% |
包括利益 (百万円) | 10,704 | -1,443 | -113.5% |
純資産額 (百万円) | 68,774 | 65,578 | -4.6% |
総資産額 (百万円) | 130,762 | 125,302 | -4.2% |
各指標の増減について
売上高の減少は、精密化学品事業の販売数量の減少や販売価格の低下によるものです。経常利益の大幅な減少は、電池材料の売上原価の高止まりと棚卸資産評価損の計上が主な要因です。親会社株主に帰属する当期純利益の減少は、電池材料の収益性の低下から投資額の回収が一部見込めないため、減損損失を特別損失に計上したことが影響しています。
今後の見通し
指標 | 2024年3月 | 2025年3月 (予測) | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 64,768 | 70,000 | +8.1% |
経常利益 (百万円) | -1,304 | 5,000 | +483.5% |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | -4,610 | 3,000 | +165.1% |
見通しの増減について
売上高の増加は、精密化学品事業の需要回復と新製品の投入によるものです。経常利益の大幅な増加は、電池材料のコスト削減と販売価格の回復が期待されるためです。親会社株主に帰属する当期純利益の増加は、減損損失の影響がなくなることが主な要因です。
まとめ
当社の業績は、精密化学品事業の需要減退と電池材料のコスト高騰により厳しい状況にあります。しかし、今後の見通しでは、需要回復と新製品の投入により売上高と利益の増加が期待されています。アナリストとしては、現状は不調ですが、今後の回復に期待が持てると評価します。
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