| 企業名 | 神姫バス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.shinkibus.co.jp/ |
| 業種 | 陸運業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 3140.0 |
| 所在地 | 姫路市西駅前町１番地 |
企業概要
この企業は、地域共栄と未来創成を企業理念とし、輸送サービスを中心に地域の発展と企業価値の向上を目指しています。主要な事業は自動車運送、車両物販・整備、不動産、レジャーサービス、旅行貸切など多岐にわたります。
各事業の内容と状況
企業は以下の主要な事業を展開しています：
- 自動車運送: 乗合旅客運送や貨物運送を行い、地域の交通インフラを支えています。
- 車両物販・整備: 車両の部品販売や修理を行い、運送事業をサポートしています。
- 不動産: 不動産の賃貸や売買、管理を行い、地域の住環境を整備しています。
- レジャーサービス: 飲食業やツタヤFC事業を展開し、地域の生活を豊かにしています。
- 旅行貸切: 旅行事業や貸切旅客運送を行い、観光需要に応えています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均臨時雇用者数（人） |
|---|---|---|
| 自動車運送 | 2137 | 553 |
| 車両物販・整備 | 298 | 8 |
| 不動産 | 72 | 335 |
| レジャーサービス | 75 | 540 |
| 旅行貸切 | 310 | 53 |
| その他 | 412 | 372 |
| 全社（共通） | 91 | － |
| 合計 | 3395 | 1861 |
従業員の平均年齢は49.8歳、平均勤続年数は11.5年、平均年間給与は5,469,445円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです：
- 神姫フードサービス㈱
- 神姫産業㈱
- 神姫商工㈱
- 神姫トラストホープ㈱
- 神姫Bizプロデュース㈱
- 神姫ゾーンバス㈱
- 神姫逓送㈱
- ㈱ウイング神姫
- 神姫観光㈱
- 神姫タクシー㈱
- 立花神姫タクシー㈱
- ㈱神姫トラベル
- 神姫バス不動産㈱
- ㈱ケアサービス神姫
- しんきエンジェルハート㈱
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 44820 | 49480 | 10.4% |
| 経常利益（百万円） | 2622 | 3283 | 25.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 1766 | 2251 | 27.5% |
| 包括利益（百万円） | 2102 | 2682 | 27.6% |
| 純資産額（百万円） | 44907 | 47392 | 5.5% |
| 総資産額（百万円） | 60627 | 63070 | 4.0% |
| 1株当たり純資産額（円） | 7458.61 | 7865.57 | 5.5% |
| 1株当たり当期純利益（円） | 293.30 | 373.72 | 27.5% |
| 自己資本比率（％） | 74.1 | 75.1 | 1.4% |
| 自己資本利益率（％） | 4.0 | 4.9 | 22.5% |
| 株価収益率（倍） | 11.9 | 9.1 | -23.5% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー（百万円） | 3497 | 3664 | 4.8% |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー（百万円） | -3315 | -6469 | -95.1% |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー（百万円） | -1364 | -1230 | 9.8% |
| 現金及び現金同等物の期末残高（百万円） | 9953 | 5946 | -40.3% |
各指標の増減について
売上高は前期比10.4%増加し、49,480百万円となりました。これは、輸送人員の回復や新規事業の拡大が寄与したためです。経常利益は25.2%増加し、3,283百万円となり、親会社株主に帰属する当期純利益も27.5%増加して2,251百万円となりました。これらの増加は、営業利益の増加とコスト削減の成果です。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 49480 | 51600 | 4.3% |
| 営業利益（百万円） | 3145 | 2600 | -17.3% |
| 経常利益（百万円） | 3283 | 2740 | -16.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 2251 | 1800 | -20.0% |
| 売上高経常利益率 | 6.6% | 5.3% | -19.7% |
見通しの増減について
2025年3月期の売上高は前期比4.3%増の51,600百万円を見込んでいますが、営業利益と経常利益はそれぞれ17.3%と16.5%の減少が予想されています。これは、設備投資や人件費の増加が影響するためです。
まとめ
この企業は、地域に根ざした多角的な事業展開を行っており、特に自動車運送や不動産事業での成長が顕著です。2024年3月期の業績は好調であり、売上高や利益が大幅に増加しました。しかし、今後の見通しでは一部の指標で減少が予想されており、特にコスト管理が重要となります。総じて、現状は好調ですが、今後のコスト増加に対する対策が求められます。
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