2024-06-27有価証券報告書 浜井産業株式会社

企業名 浜井産業株式会社
URL https://www.hamai.com/
業種 機械
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2213.0
所在地 品川区西五反田五丁目5番15号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、当社および連結子会社で構成され、ラップ盤、ホブ盤、フライス盤、レンズ加工機、マシニングセンタなどの工作機械の製造販売を行っています。主要な製品の用途は、半導体ウエーハや光学部品の加工、自動車部品の加工などです。

各事業の内容と状況

当社の事業は工作機械に関する単一の事業分野であり、主要な製品とその用途は以下の通りです。

機種 用途 販売先主要業種
ラップ盤 精密研磨加工 半導体ウエーハ、ガラスハードディスク基板、光学部品材料などの加工業
ホブ盤 歯車切削加工 自動車部品加工業、減速機、電動工具、釣具、OA機器などの製造業
フライス盤 鋼材等の加工 金型製造業
レンズ加工機 レンズ加工 デジタルカメラ、カメラ付き携帯電話向けのレンズ製造業
マシニングセンタ 金型加工、自動車部品加工 金型製造業、自動車部品加工業

従業員について

2024年3月31日現在の従業員数は以下の通りです。

セグメントの名称 従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
工作機械事業 103 40.0 15.0 6099

関連企業

当社の関連企業は以下の通りです。

名称 住所 資本金又は出資金 (千円) 主要な事業の内容 議決権の所有割合(%) 関係内容
哈邁机械商貿(上海)有限公司 中国 50000 工作機械事業 100.0 中国市場において当社の製品販売と修理等のテクニカルサービス業務を行っています。
ハマイエンジニアリング株式会社 東京都品川区 10000 工作機械事業 100.0 現在、休眠会社です。

業績

当期の業績は以下の通りです。

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高 (千円) 6916480 8755394 +26.6
経常利益 (千円) 584427 861711 +47.4
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 641439 698948 +9.0
包括利益 (千円) 650414 764011 +17.5
純資産額 (千円) 2680943 3213153 +19.8
総資産額 (千円) 9218582 10194236 +10.6
1株当たり純資産額 (円) 819.11 1013.90 +23.8
1株当たり当期純利益 (円) 195.97 216.13 +10.3
自己資本比率 (%) 29.1 31.5 +8.2
自己資本利益率 (%) 26.9 23.7 -11.9
株価収益率 (倍) 5.1 7.9 +54.9
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 521674 162480 -68.9
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) -66566 -133322 -100.3
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) -666973 -203370 +69.5
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 1189325 1016054 -14.6

各指標の増減について

売上高は前年同期比26.6%増加し、経常利益も47.4%増加しました。これは主にラップ盤の需要が堅調に推移したことによるものです。一方で、営業活動によるキャッシュ・フローは68.9%減少しましたが、これは棚卸資産の増加や前受金の減少が主な要因です。

今後の見通し

今後の見通しについては以下の通りです。

指標 2024年3月 2025年3月予測 当期比(%)
売上高 (千円) 8755394 9500000 +8.5
経常利益 (千円) 861711 900000 +4.4
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 698948 750000 +7.3
包括利益 (千円) 764011 800000 +4.7
純資産額 (千円) 3213153 3500000 +8.9
総資産額 (千円) 10194236 11000000 +7.9
1株当たり純資産額 (円) 1013.90 1100.00 +8.5
1株当たり当期純利益 (円) 216.13 230.00 +6.4
自己資本比率 (%) 31.5 32.0 +1.6
自己資本利益率 (%) 23.7 24.0 +1.3
株価収益率 (倍) 7.9 8.0 +1.3

見通しの増減について

今後の見通しでは、売上高は8.5%増加し、経常利益も4.4%増加する見込みです。これは、ラップ盤やホブ盤の需要が引き続き堅調に推移することが期待されるためです。

まとめ

当社の業績は、ラップ盤の需要が堅調に推移したことにより、売上高や経常利益が大幅に増加しました。今後もこの傾向が続くと予想されており、業績は好調に推移する見込みです。自己資本比率も改善しており、財務体質も強化されています。全体として、当社の現状と見通しは好調であると評価できます。


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