| 企業名 | 森永製菓株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.morinaga.co.jp/ |
| 業種 | 食料品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 18612.0 |
| 所在地 | 港区芝五丁目３３番１号 |
企業概要
森永製菓株式会社は、菓子食品、冷菓、健康食品などを製造・販売する企業です。国内外に多くの関連企業を持ち、グローバルに事業を展開しています。
各事業の内容と状況
森永製菓の事業は以下のセグメントに分かれています。
- 菓子食品事業：ビスケット、キャンディ、チョコレートなどを製造・販売。
- 冷菓事業：アイスクリームや冷菓を製造・販売。
- ｉｎ事業：ゼリー飲料やプロテインバーを製造・販売。
- 通販事業：健康食品や美容食品をオンラインで販売。
- 米国事業：中国・台湾・輸出等の海外事業。
各事業ともに売上高は前年同期比で増加しており、特に米国事業が好調です。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（名） | 平均臨時雇用者数（名） |
|---|---|---|
| 食料品製造 | 2920 | 1781 |
| 食料卸売 | 48 | 12 |
| 不動産及びサービス | 34 | 25 |
| その他 | 91 | 14 |
| 合計 | 3093 | 1832 |
平均年齢は43.5歳、平均勤続年数は19.3年、平均年間給与は7,596,157円です。
関連企業
主要な関連企業には以下があります。
- 森永エンゼルデザート株式会社
- 森永デザート株式会社
- 高崎森永株式会社
- 株式会社アントステラ
- 森永商事株式会社
- 台湾森永製菓股份有限公司
- 上海森永食品有限公司
- 米国森永製菓株式会社
- 森永アメリカフーズ株式会社
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 194,373 | 213,368 | +9.8% |
| 経常利益 (百万円) | 15,757 | 21,039 | +33.5% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 10,059 | 15,154 | +50.6% |
| 包括利益 (百万円) | 10,484 | 20,361 | +94.2% |
| 純資産額 (百万円) | 125,856 | 132,653 | +5.4% |
| 総資産額 (百万円) | 205,226 | 223,644 | +9.0% |
| 1株当たり純資産額 (円) | 1,322.63 | 1,448.01 | +9.5% |
| 1株当たり当期純利益 (円) | 104.38 | 165.60 | +58.6% |
| 自己資本比率 (%) | 60.7 | 58.7 | -3.3% |
| 自己資本利益率 (%) | 7.9 | 11.8 | +49.4% |
| 株価収益率 (倍) | 17.99 | 15.85 | -11.9% |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | -2,966 | 30,174 | +1,116.9% |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | -14,209 | -5,345 | +62.4% |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) | -7,348 | -14,073 | -91.5% |
| 現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) | 36,077 | 47,101 | +30.6% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で9.8%増加し、213,368百万円となりました。これは、国内外の事業が好調に推移したためです。経常利益は33.5%増加し、21,039百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も50.6%増加し、15,154百万円となりました。包括利益は94.2%増加し、20,361百万円となりました。
自己資本比率は3.3%減少し、58.7%となりましたが、これは主に自己株式の取得によるものです。営業活動によるキャッシュ・フローは大幅に改善し、30,174百万円となりました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 213,368 | 230,000 | +7.8% |
| 経常利益 (百万円) | 21,039 | 23,000 | +9.3% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 15,154 | 16,500 | +8.9% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は7.8%増加し、230,000百万円を見込んでいます。経常利益は9.3%増加し、23,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は8.9%増加し、16,500百万円を予想しています。これらの増加は、国内外の事業拡大と新製品の投入によるものです。
まとめ
森永製菓株式会社は、国内外での事業拡大と新製品の投入により、売上高や利益が順調に増加しています。特に米国事業が好調であり、今後も成長が期待されます。自己資本比率の減少は自己株式の取得によるものであり、財務状況は安定しています。今後も引き続き成長が見込まれ、投資家にとって魅力的な企業と言えるでしょう。
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