企業名 | 株式会社日本動物高度医療センター |
---|---|
URL | https://jarmec.co.jp/ |
業種 | サービス業 |
決算日 | 3月末日 |
資本金(百万円) | 797.0 |
所在地 | 川崎市高津区久地二丁目5番8号 |
企業概要
当社グループは、動物医療業界における高度医療を提供することを目的とし、当社及び連結子会社の株式会社キャミック並びにテルコム株式会社の3社で構成されています。動物と人間との絆「ヒューマン・アニマル・ボンド」が叫ばれる中、動物も家族の一員として高度な医療を受けるニーズが高まっています。当社グループは、このような社会の要請に応えるべく誕生した、動物医療業界では画期的な高度医療専門の施設で構成されています。
各事業の内容と状況
当社グループは動物医療関連事業の単一セグメントでありますが、以下の4つに分類されます。
- 二次診療サービス: 一次診療施設からの紹介を受け、特定の専門分野を持った獣医師が高度な医療機器を使用して診療を行います。
- 画像診断サービス: 株式会社キャミックが一次診療施設からの紹介を受け、専門知識を有する獣医師が画像の撮影・読影・診断を行います。
- 酸素ケージのレンタル及び販売: テルコム株式会社が動物の飼い主に対して酸素ケージのレンタル及び一次診療施設等に対する販売を行います。
- その他: 一次診療施設、研究機関、一般消費者向けの物品販売、サービス提供等を行います。
従業員について
従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
---|---|---|---|
201 | 34.9 | 5年4か月 | 5508 |
従業員数は前事業年度末と比べて22名増加しました。これは主に2023年6月1日に開院した大阪病院の従業員を採用したことによるものです。
関連企業
- 株式会社キャミック: 動物の画像診断施設の運営
- テルコム株式会社: 動物健康管理用酸素濃縮器及びケージの貸与・販売
業績
項目 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(千円) | 3,872,994 | 4,270,195 | 10.3% |
経常利益(千円) | 534,085 | 489,781 | -8.3% |
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 380,664 | 337,217 | -11.4% |
各指標の増減について
売上高は10.3%増加しましたが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ8.3%と11.4%減少しました。これは主に大阪病院開院に伴う一時的な費用発生や人件費及び減価償却費の増加によるものです。
今後の見通し
項目 | 2024年3月 | 2025年3月予想 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(百万円) | 4,270 | 4,820 | 12.9% |
営業利益(百万円) | 497 | 625 | 25.8% |
経常利益(百万円) | 490 | 625 | 27.6% |
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) | 337 | 440 | 30.6% |
見通しの増減について
次連結会計年度の業績予想では、売上高が12.9%、営業利益が25.8%、経常利益が27.6%、親会社株主に帰属する当期純利益が30.6%増加する見込みです。これは主に既存施設の診療能力の増強と新病院の開院準備が進んでいることによるものです。
まとめ
当社グループは、動物医療業界における高度医療を提供する企業として、売上高の増加を実現していますが、経常利益と当期純利益は一時的な費用増加により減少しました。今後の見通しでは、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益の全てにおいて増加が見込まれており、成長が期待されます。アナリストとしての視点から見ると、当社グループは今後も好調な業績を維持する可能性が高いと評価できます。
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