2024-06-27有価証券報告書 株式会社レントラックス

企業名 株式会社レントラックス
URL https://www.rentracks.co.jp/
業種 サービス業
決算日 3月末日
資本金(百万円) 436.0
所在地 江戸川区西葛西五丁目2番3号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、当社及び子会社18社で構成されており、「インターネットを駆使し、人々に適切な情報を提供し、便利さを提供する。」という経営理念を掲げています。主な事業として、成果報酬型広告サービス事業、検索連動型広告代行事業、中古建設機械マーケットプレイス関連事業及びその他の事業を行っています。

各事業の内容と状況

当社グループの主な事業は以下の通りです:

  • 成果報酬型広告サービス事業:「レントラックス(Rentracks)」という成果報酬型広告サービスを運営しています。広告主が期待する成果が発生した場合にのみ報酬を受け取るビジネスモデルです。
  • 検索連動型広告代行事業:検索エンジンの検索結果画面に広告を表示するリスティング広告の運用代行を行っています。LINEヤフー株式会社及びGoogle Japan G.K.の正規代理店です。
  • 中古建設機械マーケットプレイス関連事業:「GROWTH POWER」という中古建設機械等の売買サイトを運営しています。日本国内外での売買仲介を行っています。
  • その他の事業:メディア企画・運営事業、コンパクト家電等の企画・開発・販売事業、EC事業、システム開発・海外進出支援事業などを行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 臨時雇用者数(名)
成果報酬型広告サービス事業 57 39
検索連動型広告代行事業 5 0
中古建設機械マーケットプレイス関連事業 7 4
その他 42 28
全社(共通) 19 3
合計 130 74

提出会社の従業員数は58名で、平均年齢は30.8歳、平均勤続年数は4.4年、平均年間給与は5328千円です。

関連企業

当社グループには以下の主要な関連企業があります:

  • 株式会社Anything(検索連動型広告代行事業)
  • 株式会社GROWTH POWER(中古建設機械マーケットプレイス関連事業)
  • 株式会社ユニバーサルメディアジャパン(メディア企画・運営事業)
  • 株式会社テクノパル(コンパクト家電等の企画・開発・販売事業)
  • RENTTRACKS VIETNAM CO.,LTD.(システム開発事業等)
  • PT Rentracks Cocreation Indonesia(ECサイト運営事業等)
  • BEARIS ONE Co.,Ltd.(成果報酬型広告サービス事業等)
  • 聯特瑞客(香港)有限公司(建設機械等の販売仲介事業等)
  • 台灣聯特瑞客有限公司(成果報酬型広告サービス事業等)
  • その他多数の海外子会社

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高(千円) 3,296,856 3,295,192 -0.05%
経常利益(千円) 1,079,062 648,915 -39.9%
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 198,659 339,892 +71.1%
包括利益(千円) 198,312 455,636 +129.8%
純資産額(千円) 2,808,919 3,097,727 +10.3%
総資産額(千円) 8,376,129 9,277,926 +10.8%

各指標の増減について

売上高はほぼ横ばいでしたが、経常利益は大幅に減少しました。これは主に販売費及び一般管理費の増加によるものです。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅に増加しました。これは特別利益の計上によるものです。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期(予想) 当期比(%)
売上高(千円) 3,295,192 3,500,000 +6.2%
経常利益(千円) 648,915 700,000 +7.9%
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 339,892 350,000 +3.0%

見通しの増減について

今後の見通しとしては、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加が予想されています。これは主に新規事業の展開や既存事業の強化によるものです。

まとめ

当社グループは、成果報酬型広告サービス事業を中心に、検索連動型広告代行事業や中古建設機械マーケットプレイス関連事業など多岐にわたる事業を展開しています。2024年3月期の業績は、売上高がほぼ横ばいであったものの、経常利益は減少しました。しかし、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅に増加しました。今後の見通しとしては、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加が予想されており、全体的に好調な見通しです。


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