2024-06-27有価証券報告書 株式会社レオパレス21

企業名 株式会社レオパレス21
URL https://www.leopalace21.co.jp/
業種 不動産業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 100.0
所在地 中野区本町二丁目54番11号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、賃貸事業を主たる事業としており、連結子会社11社、非連結子会社3社、持分法適用非連結子会社1社、持分法適用関連会社3社及びその他の関係会社1社で構成されています。主な事業内容は、自社物件の賃貸及び管理、建築請負したアパート等の一括借上による賃借物件の賃貸及び管理、アパート等の営繕工事、賃貸関連諸サービス及びブロードバンドサービス、アパート等建築工事の請負等です。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下の3つのセグメントに分かれています。

  • 賃貸事業: 自社物件の賃貸及び管理、建築請負したアパート等の一括借上による賃借物件の賃貸及び管理、アパート等の営繕工事、賃貸関連諸サービス及びブロードバンドサービス、アパート等建築工事の請負等を行っています。
  • シルバー事業: 関東・中部エリアを中心に介護施設「あずみ苑」の運営を行っています。
  • その他事業: グアム島においてゴルフ場やホテルなどを運営するレオパレスリゾートグアムを展開しています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 従業員数(人)
賃貸事業 2212 [753]
シルバー事業 1084 [1,059]
その他事業 175 [30]
全社(共通) 382 [19]
合計 3853 [1,861]

注: 従業員数は就業人員数であり、臨時雇用者数(アルバイト及び派遣社員)は[ ]内に年間平均人員数を外数で記載しています。

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです。

  • ㈱レオパレス・リーシング: 賃貸事業
  • プラザ賃貸管理保証㈱: 賃貸事業
  • ㈱レオパレス・パワー: 賃貸事業
  • あすか少額短期保険㈱: 賃貸事業
  • レオパレス21ビジネスコンサルティング(上海)有限公司: 賃貸事業
  • Leopalace21 Singapore Pte. Ltd.: 賃貸事業
  • ㈱アズ・ライフケア: シルバー事業
  • Leopalace Guam Corporation: その他事業
  • ㈱レオパレス・スマイル: その他事業

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 406,449 422,671 +4.0%
経常利益 (百万円) 6,526 19,476 +198.4%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 19,810 42,062 +112.3%
包括利益 (百万円) 23,996 44,143 +83.9%
純資産額 (百万円) 32,922 71,679 +117.7%
総資産額 (百万円) 166,548 205,000 +23.1%
1株当たり純資産額 (円) 73.29 201.15 +174.4%
1株当たり当期純利益 (円) 60.22 130.91 +117.4%
自己資本比率 (%) 14.48 31.17 +16.7p

各指標の増減について

売上高は前期比4.0%増加し、422,671百万円となりました。これは主に家賃単価及び期中平均入居率の上昇によるものです。経常利益は前期比198.4%増加し、19,476百万円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は前期比112.3%増加し、42,062百万円となりました。これらの増加は、収益性の向上とコストの最適化によるものです。

今後の見通し

指標 2024年3月期 実績 2025年3月期 計画 当期比(%)
売上高 (百万円) 422,671 428,600 +1.4%
営業利益 (百万円) 23,313 26,600 +14.1%
EBITDA (百万円) 27,974 30,100 +7.6%
経常利益 (百万円) 19,476 24,900 +27.9%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 42,062 14,500 -65.5%
1株当たり当期純利益 (円) 130.91 45.64 -65.1%

見通しの増減について

2025年3月期の売上高は前期比1.4%増加の428,600百万円、営業利益は前期比14.1%増加の26,600百万円、EBITDAは前期比7.6%増加の30,100百万円、経常利益は前期比27.9%増加の24,900百万円と予想されています。一方、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比65.5%減少の14,500百万円と見込まれています。

まとめ

当社グループは、賃貸事業を中心に安定した業績を維持しています。2024年3月期の業績は好調であり、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益ともに大幅な増加を記録しました。今後の見通しとしては、売上高や営業利益の増加が見込まれる一方で、親会社株主に帰属する当期純利益は減少する見通しです。全体として、当社の業績は安定しており、今後も成長が期待されます。


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