企業名 | 株式会社リニカル |
---|---|
URL | https://www.linical.com/ja/ |
業種 | サービス業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 214.0 |
所在地 | 大阪市淀川区宮原1丁目6番1号 |
企業概要
当社グループは、株式会社リニカル(当社)及び海外に所在する連結子会社で構成され、医薬品の開発段階で行われる臨床試験(治験)に係る業務の一部を代行、支援する医薬品開発業務受託事業(CRO事業)を主たる事業とし、その他に、医薬品製造販売後支援事業(育薬事業)を展開しています。
各事業の内容と状況
当社グループの主な事業は以下の通りです。
- CRO事業: 新薬候補物質の有効性及び安全性を確認するための臨床試験を支援する事業です。モニタリング業務やデータマネジメント、統計解析など多岐にわたる業務を受託しています。
- 育薬事業: 医薬品の発売後の安全性・有効性データの収集や臨床研究の支援を行う事業です。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 臨時従業員数(人) |
---|---|---|
CRO事業 | 506 | 27 |
育薬事業 | 24 | 0 |
全社(共通) | 132 | 5 |
合計 | 662 | 32 |
従業員数は前年より97名減少しましたが、これは主に自己都合退職等による自然減です。
関連企業
当社グループには以下の主要な関連企業があります。
- LINICAL USA, INC.(米国)
- Linical Accelovance America, Inc.(米国)
- LINICAL Europe Holding GmbH(ドイツ)
- LINICAL Europe GmbH(ドイツ)
- LINICAL Spain, S.L.(スペイン)
- LINICAL France SARL(フランス)
- Linical Netherlands B.V.(オランダ)
- LINICAL POLAND sp. z o.o.(ポーランド)
- LINICAL Czech Republic s.r.o.(チェコ)
- Linical U.K. Limited(イギリス)
- Linical Romania S.R.L.(ルーマニア)
- Linical Hungary Kft.(ハンガリー)
- Linical Italy SRL(イタリア)
- LINICAL KOREA CO., LTD.(韓国)
- 立力科(上海)医薬科技有限公司(中国)
- LINICAL TAIWAN CO., LTD.(台湾)
- Linical Singapore Pte. Ltd.(シンガポール)
業績
指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(千円) | 12,516,998 | 12,307,870 | -1.7% |
経常利益(千円) | 1,283,325 | 790,037 | -38.4% |
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 1,004,368 | 338,266 | -66.3% |
包括利益(千円) | 1,354,256 | 970,016 | -28.4% |
純資産額(千円) | 7,581,215 | 8,235,021 | 8.6% |
総資産額(千円) | 17,464,607 | 18,539,915 | 6.2% |
各指標の増減について
売上高は前期比で1.7%減少しましたが、これは日本市場での受注獲得が想定通りに進まなかったことが主な要因です。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ38.4%と66.3%減少しましたが、これは欧米子会社の経営管理体制の統合に伴う事業構造改善費用が発生したためです。
今後の見通し
指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期(予想) | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(千円) | 12,307,870 | 12,669,000 | 2.9% |
営業利益(千円) | 725,000 | 1,009,000 | 39.0% |
経常利益(千円) | 790,037 | 1,047,000 | 32.5% |
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 338,266 | 697,000 | 106.1% |
見通しの増減について
次期の見通しでは、売上高は2.9%増加し、営業利益は39.0%増加する見込みです。これは、米国市場での新規案件の獲得や既存案件の進捗が順調に進むことが期待されているためです。また、親会社株主に帰属する当期純利益も106.1%増加する見込みです。
まとめ
当社グループの業績は、2024年3月期において減収減益となりましたが、これは主に日本市場での受注獲得が想定通りに進まなかったことや、欧米子会社の経営管理体制の統合に伴う事業構造改善費用が発生したためです。しかし、次期の見通しでは、米国市場での新規案件の獲得や既存案件の進捗が順調に進むことが期待されており、売上高や利益の増加が見込まれています。全体として、当社グループは今後も成長を続ける見込みです。
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