| 企業名 | 株式会社ナガセ |
|---|---|
| URL | https://www.toshin.com/nagase/ |
| 業種 | サービス業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2138.0 |
| 所在地 | 武蔵野市吉祥寺南町一丁目２９番２号 |
企業概要
当社グループは、教育事業を中心に展開しており、高校生部門、小・中学生部門、スイミングスクール部門、ビジネススクール部門、その他部門に分かれています。主要な事業としては、東進ハイスクール、四谷大塚、イトマンスイミングスクールなどがあります。
各事業の内容と状況
当社グループは以下の事業を展開しています。
- 高校生部門: 東進ハイスクール、東進衛星予備校、早稲田塾などで主に高校生を対象とした教育事業を行っています。
- 小・中学生部門: 四谷大塚、木村塾、東進四国、東進育英舎などで主に小学生、中学生を対象とした教育事業を行っています。
- スイミングスクール部門: イトマンスイミングスクールとして、水泳教室やフィットネスクラブの運営を行っています。
- ビジネススクール部門: 東進ビジネススクールなどで、大学生や社会人を対象とした教育事業を行っています。
- その他部門: 出版事業、オンライン学校事業、こども英語塾事業、国際事業などを含んでいます。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均臨時雇用者数（人） |
|---|---|---|
| 高校生部門 | 453 | 6,709 |
| 小・中学生部門 | 404 | 754 |
| スイミングスクール部門 | 422 | 1,854 |
| ビジネススクール部門 | 27 | 68 |
| その他 | 24 | 30 |
| 全社（共通） | 68 | 130 |
| 合計 | 1,398 | 9,545 |
提出会社の従業員数は471人で、平均年齢は38.3歳、平均勤続年数は11.4年、平均年間給与は8,184,199円です。
関連企業
当社グループには、連結子会社13社、非連結子会社2社、持分法適用関連会社1社、持分法非適用関連会社3社があります。主要な関連企業は以下の通りです。
- 株式会社ナガセマネージメント
- 株式会社四谷大塚
- 株式会社四谷大塚出版
- 株式会社四大印刷
- 株式会社東進育英舎
- 株式会社東進スクール
- 株式会社東進四国
- 株式会社イトマンスイミングスクール
- NAGASE BROTHERS INTERNATIONAL PTE.LTD.
- 永瀬商貿（上海）有限公司
- 株式会社早稲田塾
- 株式会社イトマンスポーツスクール
- 株式会社ヒューマレッジ
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 営業収益（百万円） | 52,354 | 52,986 | 1.2% |
| 経常利益（百万円） | 5,071 | 4,323 | -14.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 4,000 | 2,602 | -35.0% |
| 包括利益（百万円） | 5,091 | 4,951 | -2.8% |
| 純資産額（百万円） | 26,447 | 28,766 | 8.8% |
| 総資産額（百万円） | 78,104 | 88,286 | 13.0% |
各指標の増減について
営業収益は前年同期比1.2%増加し、過去最高値を更新しました。これは、小・中学生部門の増収とビジネススクール部門の大口受注によるものです。一方、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ14.8%減、35.0%減となりました。これは、広告宣伝費の増加や新規校舎に係る物件費、人件費の増加が主な要因です。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期（予想） | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 営業収益（百万円） | 52,986 | 54,000 | 1.9% |
| 経常利益（百万円） | 4,323 | 4,500 | 4.1% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 2,602 | 3,000 | 15.3% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、営業収益は1.9%増、経常利益は4.1%増、親会社株主に帰属する当期純利益は15.3%増を見込んでいます。これは、新規事業の展開や既存事業の強化による収益増加が期待されるためです。
まとめ
当社グループは、教育事業を中心に多岐にわたる事業を展開しており、過去最高の営業収益を達成しました。しかし、広告宣伝費や人件費の増加により、経常利益と当期純利益は減少しました。今後は、新規事業の展開や既存事業の強化により、収益の増加が期待されます。全体として、当社の現状は好調であり、今後の見通しも明るいと評価できます。
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