| 企業名 | 株式会社ソフトフロントホールディングス |
|---|---|
| URL | https://www.softfront.co.jp/ |
| 業種 | 情報・通信業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 22.0 |
| 所在地 | 千代田区九段南一丁目４番５号 |
企業概要
当社グループ（当社及び当社の関係会社）は、当社（株式会社ソフトフロントホールディングス）及び子会社３社により構成されており、コミュニケーションソフトウェア・サービスの提供を主たる業務としています。主な事業は「コミュニケーション・プラットフォーム関連事業」であり、ボイスコンピューティングやコンテンツ・マネジメント・システムを提供しています。
各事業の内容と状況
当社グループは、ボイスコンピューティングを中心とした「commubo（コミュボ）」やクラウド電話サービス「telmee（テルミー）」、Webサイト構築システム「SITE PUBLIS（サイトパブリス）」を提供しています。これらの製品は、コールセンター業務や企業の代表電話の受付、通販・テレビショッピングの注文受付など、様々な利用シーンで活用されています。
従業員について
| 従業員数（名） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 17 | 42.4 | 6.2 | 5780 |
従業員数は52名で、平均年齢は42.4歳、平均年間給与は5780千円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです：
- 株式会社ソフトフロントジャパン（ソフトウェア業）
- 株式会社ソフトフロントマーケティング（媒介販売業）
- 株式会社サイト・パブリス（Web系製品・サービスの企画・開発および販売）
業績
| 項目 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 763,829 | 889,515 | 16.5% |
| 経常損失（千円） | △51,820 | △168,332 | 225.0% |
| 当期純損失（千円） | △59,408 | △317,021 | 433.8% |
各指標の増減について
売上高は「commubo」や「telmee」の利用料の増加、新規受注の増加により前期比16.5%増加しました。一方、経常損失と当期純損失はそれぞれ225.0%と433.8%増加しました。これは、ソフトウェアの減価償却費や人件費の増加、外注費の増加などが主な要因です。
今後の見通し
| 項目 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 889,515 | 1,000,000 | 12.4% |
| 経常損失（千円） | △168,332 | △100,000 | -40.6% |
| 当期純損失（千円） | △317,021 | △200,000 | -36.9% |
見通しの増減について
売上高は「commubo」や「telmee」のさらなる拡販により12.4%の増加が見込まれています。経常損失と当期純損失はそれぞれ40.6%と36.9%の減少が予想されています。これは、効率化や合理化の進展、マーケティング活動の強化によるものです。
まとめ
当社グループは、ボイスコンピューティングやコンテンツ・マネジメント・システムを中心とした事業を展開しており、売上高は増加傾向にあります。しかし、経常損失や当期純損失が大きく、財務基盤の強化が急務です。今後の見通しとしては、売上高の増加と損失の減少が期待されており、効率化や合理化の進展が鍵となります。アナリストとしては、現状は不調ですが、今後の改善に期待が持てると評価します。
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