2024-06-27有価証券報告書 株式会社エヌ・シー・エヌ

企業名 株式会社エヌ・シー・エヌ
URL https://www.ncn-se.co.jp/
業種 サービス業
決算日 3月末日
資本金(百万円) 137.0
所在地 港区港南一丁目7番18号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、木造耐震設計事業を中心に、木造建築の耐震性を確保するための高度な構造計算を行い、耐震性の高い木造建築を実現するための独自の建築システム「SE構法」を提供しています。関連企業として、株式会社MAKE HOUSE、株式会社木構造デザイン、株式会社翠豊などがあり、持分法適用関連会社としてN&S開発株式会社、株式会社MUJI HOUSE、SE住宅ローンサービス株式会社があります。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は主に以下の通りです。

  • 木造耐震設計事業: SE構法による木造建築の設計・施工を行い、登録施工店ネットワークを通じて提供しています。
  • 省エネルギー計算サービス: 住宅の省エネルギー性能を計算し、補助金受給のコンサルティングも行っています。
  • BIM事業: 3次元CADデータを用いた木造住宅の設計・施工支援を行っています。

従業員について

従業員数(人) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
97 41.0 9.0 6,280,201

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです。

  • 株式会社MAKE HOUSE
  • 株式会社木構造デザイン
  • 株式会社翠豊
  • N&S開発株式会社
  • 株式会社MUJI HOUSE
  • SE住宅ローンサービス株式会社

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(千円) 9,240,171 7,998,397 -13.4
経常利益(千円) 455,245 47,748 -89.5
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 302,445 408 -99.9
包括利益(千円) 319,164 2,511 -99.2

各指標の増減について

売上高は前年同期比で13.4%減少しました。これは主に住宅分野の売上が減少したことによります。経常利益は89.5%減少し、親会社株主に帰属する当期純利益は99.9%減少しました。これらの減少は、法改正に伴う構造計算ニーズの増大に向けた積極的なマーケティング活動による販管費の増加や、持分法投資損失の計上が主な要因です。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予測) 当期比(%)
売上高(千円) 7,998,397 8,500,000 +6.3
経常利益(千円) 47,748 100,000 +109.5
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) 408 50,000 +12125.0

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は6.3%増加する見込みです。これは、住宅分野および大規模木造建築分野での事業拡大が期待されるためです。経常利益は109.5%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は大幅に増加する見込みです。これらの増加は、構造計算ニーズの増大に対応した社内体制の整備や、マーケティング活動の効果が期待されるためです。

まとめ

当社グループは、木造耐震設計事業を中心に、住宅分野および大規模木造建築分野での事業拡大を目指しています。現状の業績は減少傾向にありますが、今後の見通しは明るく、特に構造計算ニーズの増大に対応した体制整備が進んでいることから、業績の回復が期待されます。投資家としては、今後の事業展開に注目しつつ、長期的な視点での投資を検討する価値があると考えます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。