2024-06-27有価証券報告書 株式会社たけびし

企業名	株式会社たけびし
URL	https://www.takebishi.co.jp/
業種	卸売業
決算日	3月31日
資本金（百万円）	3384.0
所在地	京都市右京区西京極豆田町２９番地

企業概要

株式会社たけびしは、産業機器システム、半導体・デバイス、社会インフラ、情報通信の販売とソフト開発を主な事業とする企業です。子会社14社と共に、関連する物流及び保守・サービス、工事等の事業活動を展開しています。

各事業の内容と状況

たけびしの事業は大きく分けて「FA・デバイス事業」と「社会・情報通信事業」の2つに分類されます。

• FA・デバイス事業: 産業機器システムと半導体・デバイスの販売を行っています。産業機器システムでは、FA機器が半導体製造装置関連やEV用電池関連向けを中心に増加しましたが、産業メカトロニクスや装置システムの売上が減少しました。半導体・デバイス分野では、電子部品の在庫調整等を背景に需要が減少し、特に東南アジアでのデバイス販売が低調でした。
• 社会・情報通信事業: 社会インフラと情報通信の販売を行っています。社会インフラ分野では、放射線がん治療装置や医療用診断装置が好調に推移し、ビル設備も増加しました。情報通信分野では、携帯電話の高価格端末の販売が堅調に推移し、情報システムでの大型ディスプレイの販売も増加しました。

従業員について

従業員数（人）	平均年齢（歳）	平均勤続年数（年）	平均年間給与（千円）
415	39.5	16.5	7724

たけびしの従業員数は415人で、平均年齢は39.5歳、平均勤続年数は16.5年、平均年間給与は7724千円です。

関連企業

たけびしの主要な関連企業には、竹菱(上海)電子貿易有限公司、TAKEBISHI（THAILAND）CO.,LTD.、TAKEBISHI VIETNAM CO.,LTD.、竹菱香港有限公司、Le Champ（South East Asia）Pte Ltd、竹菱興産㈱、梅沢無線電機㈱、㈱ＴＳエンジニアリング、㈱フジテレコムズ、㈱ファーストブレインなどがあります。

業績

指標	2023年3月	2024年3月	前期比(%)
売上高（百万円）	97404	101355	4.1
経常利益（百万円）	4041	3915	-3.1
親会社株主に帰属する当期純利益（百万円）	2738	2501	-8.6
包括利益（百万円）	3276	4356	33.0
純資産額（百万円）	35608	39081	9.8
総資産額（百万円）	64076	65132	1.6

各指標の増減について

売上高は前年度比4.1%増加しましたが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ3.1%と8.6%減少しました。これは、販売管理費の増加や市場環境の変動によるものです。一方、包括利益は33.0%増加し、純資産額も9.8%増加しました。

今後の見通し

指標	2024年3月	2025年3月予測	当期比(%)
売上高（百万円）	101355	105000	3.6
経常利益（百万円）	3915	4200	7.3
親会社株主に帰属する当期純利益（百万円）	2501	2700	8.0

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は3.6%増加し、経常利益は7.3%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は8.0%増加する見込みです。これは、FA機器や医療関連ビジネスの拡大が期待されるためです。

まとめ

株式会社たけびしは、産業機器システムや半導体・デバイス、社会インフラ、情報通信の分野で堅調な業績を維持しています。特に社会・情報通信事業が好調で、今後も成長が期待されます。一方で、FA・デバイス事業では一部の分野で減少が見られますが、全体としては安定した成長を見込んでいます。今後も新たなビジネスの創造や成長戦略の実行により、持続的な企業価値の向上が期待されます。

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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。