2024-06-27有価証券報告書 東京汽船株式会社

企業名 東京汽船株式会社
URL http://www.tokyokisen.co.jp/
業種 倉庫・運輸関連業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 500.0
所在地 横浜市中区山下町2番地







有価証券報告書の解説

企業概要

当社は、曳船事業、旅客船事業、売店・食堂事業などを展開している企業です。曳船事業では、東京湾全域で船舶の安全航行をサポートし、海難事故への即応を行っています。旅客船事業では、カーフェリーや観光船の運航を行い、地域の水上モビリティを提供しています。

各事業の内容と状況

当社の事業は以下の3つのセグメントに分かれています。

  • 曳船事業: 曳船サービス、貸船サービス、海上防災事業、洋上風力発電交通船(CTV)の運航などを行っています。東京湾全域で船舶の安全航行をサポートし、海難事故への即応を行っています。
  • 旅客船事業: カーフェリー事業、観光船事業などを行っています。久里浜~金谷間のカーフェリー事業や横浜港の観光船事業を展開しています。
  • 売店・食堂事業: カーフェリー事業に伴う物品販売やレストラン食堂事業などを行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名)
曳船事業 342
旅客船事業 122
売店・食堂事業 19
合計 483

従業員の平均年齢は41.2歳、平均勤続年数は17.4年、平均年間給与は987.2万円です。

関連企業

当社の関連企業には、以下の企業があります。

  • 東港サービス㈱: 曳船事業を行っています。
  • ㈱ポートサービス: 旅客船事業を行っています。
  • 東京湾フェリー㈱: 旅客船事業を行っています。
  • フェリー興業㈱: 売店・食堂事業を行っています。
  • 東亜汽船㈱: 曳船事業を行っています。

業績

指標 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (千円) 11,865,288 12,515,986 5.5%
経常利益 (千円) 438,621 684,336 56.0%
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 416,131 572,700 37.6%
包括利益 (千円) 690,536 1,155,561 67.3%
純資産額 (千円) 21,652,686 22,601,977 4.4%
総資産額 (千円) 28,673,909 29,118,306 1.6%

各指標の増減について

売上高は5.5%増加し、12,515,986千円となりました。これは、曳船事業と旅客船事業の増収が主な要因です。経常利益は56.0%増加し、684,336千円となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は37.6%増加し、572,700千円となりました。包括利益は67.3%増加し、1,155,561千円となりました。純資産額は4.4%増加し、22,601,977千円となりました。総資産額は1.6%増加し、29,118,306千円となりました。

今後の見通し

指標 2024年3月期 2025年3月期予想 当期比(%)
売上高 (千円) 12,515,986 12,277,000 -1.9%
営業損失 (千円) 368,000 -98,000 -126.6%
経常利益 (千円) 684,336 114,000 -83.3%
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 572,700 383,000 -33.1%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は1.9%減少し、12,277,000千円を予想しています。営業損失は98,000千円、経常利益は114,000千円、親会社株主に帰属する当期純利益は383,000千円を予想しています。これらの減少は、曳船事業の入港数の減少や、カーフェリー部門の船体損傷による影響が主な要因です。

まとめ

当社の業績は、曳船事業と旅客船事業の増収により好調でしたが、今後の見通しは厳しい状況が予想されます。特に、曳船事業の入港数の減少やカーフェリー部門の船体損傷が影響を与える見込みです。アナリストとしては、現状は好調ですが、今後の見通しは不調と評価します。


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