企業名 | 日本製罐株式会社 |
---|---|
URL | https://www.nihonseikan.co.jp/ |
業種 | 金属製品 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 738.0 |
所在地 | さいたま市北区吉野町2丁目275番地 |
企業概要
当社グループは、日本製罐株式会社とその子会社である新生製缶株式会社で構成され、金属缶製造販売事業と不動産賃貸事業を主な業務としています。新生製缶株式会社は関西地区に製造拠点を持ち、18L缶の専業メーカーとして活動しています。
各事業の内容と状況
当社グループの主力事業である金属缶製造販売事業は、18L缶と美術缶を中心に展開しています。18L缶は塗料、化学、油糧などの用途で使用され、美術缶は食品向けに多く利用されています。2024年3月期の売上高は12,248百万円で、前年対比12.2%増加しました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(円) |
---|---|---|---|---|
金属缶製造販売事業 | 82 | 41.4 | 12.7 | 5,455,872 |
不動産賃貸事業 | - | - | - | - |
全社(共通) | 47 | - | - | - |
合計 | 129 | - | - | - |
関連企業
当社の関連企業には、主要株主である伊藤忠丸紅鉄鋼株式会社があり、主たる原材料を仕入れています。また、連結子会社として新生製缶株式会社があり、関西地区を中心に18L缶の製造販売を行っています。
業績
指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(千円) | 10,919,983 | 12,248,450 | 12.2% |
経常利益(千円) | 268,023 | 323,431 | 20.7% |
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 289,827 | 271,396 | -6.4% |
包括利益(千円) | 341,992 | 233,006 | -31.8% |
各指標の増減について
売上高と経常利益は前年対比で増加しましたが、親会社株主に帰属する当期純利益と包括利益は減少しました。これは主に投資有価証券売却益の減少によるものです。
今後の見通し
指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比(%) |
---|---|---|---|
売上高(千円) | 12,248,450 | 13,000,000 | 6.1% |
経常利益(千円) | 323,431 | 350,000 | 8.2% |
親会社株主に帰属する当期純利益(千円) | 271,396 | 300,000 | 10.5% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加が見込まれています。これは、製品価格への転嫁が順調に進むことや、新製品の開発による収益基盤の強化が期待されるためです。
まとめ
当社グループの業績は、2024年3月期において売上高と経常利益が増加し、今後も成長が見込まれています。しかし、親会社株主に帰属する当期純利益と包括利益は減少しており、投資有価証券売却益の減少が影響しています。全体として、当社グループの現状は好調であり、今後の見通しも明るいと評価できます。
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