2024-06-27有価証券報告書 守谷輸送機工業株式会社

企業名 守谷輸送機工業株式会社
URL https://moriya-elevator.co.jp/
業種 機械
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1079.0
所在地 横浜市金沢区福浦一丁目14番地9







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、当社と非連結子会社1社(上海守谷電梯有限公司)の計2社により構成されており、国内及び海外において、エレベーター等の製造、販売、据付及び保守・修理事業を行っています。1950年に設立され、エレベーター事業に特化した一貫したサービスを提供しています。

各事業の内容と状況

当社はエレベーター事業の単一セグメントであり、以下のような製品・サービスを提供しています。

エレベーター

主に荷物用エレベーターを取り扱っており、堅牢性や使用環境に応じた性能・機能を備えた製品を展開しています。特に、積載荷重が2t以上の中大型エレベーターや冷凍・冷蔵倉庫向けエレベーター、自動車用エレベーターなどがあります。

船舶用エレベーター

造船各社を受注先とし、大型の外航船やフェリーなどに設置される乗用エレベーターを提供しています。船の振動や衝撃に耐えうる構造や防錆・防沫性能が求められます。

保守・修理

エレベーターに関する保守契約・点検契約を締結し、メンテナンス、修理及び定期検査・定期点検業務を行っています。契約形態としては、フルメンテナンス契約とPOG契約があります。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(千円)
336 40.4 8.2 6996

当社は労働組合を結成していませんが、労使関係は円滑に推移しています。また、管理職に占める女性労働者の割合は6.0%であり、男女の賃金の差異はありません。

関連企業

当社の関連企業として、上海守谷電梯有限公司があり、中国における資材調達窓口として重要な役割を果たしています。

業績

項目 当期 前期比(%)
売上高 17,527,616千円 13.7
営業利益 2,593,776千円 233.6
経常利益 2,629,130千円 232.3
当期純利益 1,718,543千円 167.8

各指標の増減について

売上高の増加は、eコマース市場の拡大や物流施設の大型化、生産拠点の国内回帰によるものです。営業利益と経常利益の大幅な増加は、価格転嫁と高価格帯案件への取組み、保守・点検契約の増加によるものです。

今後の見通し

項目 来期予想 当期比(%)
売上高 18,500,000千円 5.5
営業利益 2,800,000千円 8.0
経常利益 2,850,000千円 8.4
当期純利益 1,800,000千円 4.7

見通しの増減について

来期の売上高は、物流施設に対する旺盛な投資意欲が持続することから、引き続き増加が見込まれます。営業利益と経常利益も、価格転嫁や高価格帯案件の取込みにより増加が予想されます。

まとめ

当社は、エレベーター事業に特化した一貫したサービスを提供しており、eコマース市場の拡大や物流施設の大型化により、業績は好調に推移しています。今後も、物流施設に対する投資意欲が持続することから、業績のさらなる向上が期待されます。アナリストとしての視点から見ても、当社の現状と見通しは非常に良好であると評価できます。


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※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。