企業名 | 大成ラミック株式会社 |
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URL | https://www.lamick.co.jp/ |
業種 | 化学 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 3426.0 |
所在地 | 白岡市下大崎873番地1 |
企業概要
当社グループは、当社及び子会社3社(株式会社グリーンパックス、Taisei Lamick USA, Inc.、Taisei Lamick Asia (Malaysia) Sdn. Bhd.)で構成されており、食品業界を中心に「液体包装の分野において、たゆまぬ研究と実践で培ったノウハウを、『安全、安心、便利』そして『持続可能な社会の実現』のために提供し続けます」を企業の使命として包装フィルムの開発・製造・販売を行っています。
各事業の内容と状況
当社グループは主に以下の事業を展開しています。
包装フィルム事業
即席麺の液体スープ、ドレッシングやタレ類、わさび、醤油等を包装するラミネートフィルムの製造販売を行っています。食品工場や流通の過程で発生する液漏れ防止やロスの低減、保存性や易開封性等、各お客様のニーズに合わせた高機能なフィルムを提供しています。
包装機械事業
液体充填用フィルムに内容物を充填するための液体充填機「DANGAN」を開発・製造し、液体充填用フィルムとともに食品メーカー等へ販売を行っています。充填速度の高速化と再現性を重視した液体充填機はDANGANシリーズのハイエンドモデル「DANGAN G2」をはじめ、高精度・高生産性を継承しつつ価格を抑えたミドルレンジモデル「DANGAN ASTRON」を提供しています。
従業員について
事業部門の名称 | 従業員数(名) | 従業員数(名) |
---|---|---|
包装フィルム部門 | 416 | (40) |
包装機械部門 | 84 | (8) |
全社(共通) | 35 | (5) |
合計 | 535 | (53) |
平均年齢: 40.6歳
平均勤続年数: 14.9年
平均年間給与: 5,924,945円
関連企業
会社名 | 主な事業内容 |
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株式会社グリーンパックス | 当社より委託を受け、原材料並びに製品等の運送及び保管業務を行っています。 |
Taisei Lamick USA, Inc. | 当社が製造した製品の米州地域での販売及び保守サービスの提供を行っています。 |
Taisei Lamick Asia (Malaysia) Sdn. Bhd. | 当社が製造した製品のASEAN地域での販売及び保守サービスの提供を行っています。 |
業績
指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
---|---|---|---|
売上高 (千円) | 27,092,894 | 26,692,356 | -1.5% |
経常利益 (千円) | 2,198,453 | 1,625,357 | -26.1% |
当期純利益 (千円) | 1,516,981 | 1,038,757 | -31.5% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で1.5%減少しました。これは、米州地域でのテイクアウトやミールキット需要の減少、前年の輸送遅延を懸念した前倒し受注の反動減の影響によるものです。経常利益と当期純利益もそれぞれ26.1%、31.5%減少しました。これらの減少は、原材料やエネルギー価格の高騰に対し製品価格の改定を進めてきたものの、コスト上昇分をカバーするまでには至らなかったことが主な要因です。
今後の見通し
指標 | 2024年3月 | 2025年3月 (予測) | 当期比(%) |
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売上高 (千円) | 26,692,356 | 27,500,000 | +3.0% |
経常利益 (千円) | 1,625,357 | 1,800,000 | +10.7% |
当期純利益 (千円) | 1,038,757 | 1,200,000 | +15.5% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は3.0%増加すると予測されています。これは、国内市場での包装機械の販売台数増加やメンテナンス件数の増加が期待されるためです。経常利益と当期純利益もそれぞれ10.7%、15.5%増加すると予測されています。これらの増加は、製品価格の改定効果やコストダウンの取り組みが進展することが要因です。
まとめ
当社グループの業績は、原材料やエネルギー価格の高騰により一時的に減少しましたが、今後は国内市場での包装機械の販売台数増加やメンテナンス件数の増加が期待され、売上高、経常利益、当期純利益ともに増加する見通しです。アナリストとしての視点から見ると、現状はやや不調ですが、今後の見通しは好調であると評価できます。
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