企業名 | 大和ハウス工業株式会社 |
---|---|
URL | https://www.daiwahouse.co.jp/ |
業種 | 建設業 |
決算日 | 3月31日 |
資本金(百万円) | 161699.0 |
所在地 | 大阪市北区梅田三丁目3番5号 |
企業概要
当社グループは、戸建住宅、賃貸住宅、マンション、商業施設、事業施設、環境エネルギー及びその他の7事業を主として行っており、生活基盤産業への総合的な事業を展開しています。連結子会社447社及び持分法適用関連会社49社(2024年3月31日現在)で構成されています。
各事業の内容と状況
以下に各事業の内容と現状、見通しを示します。
戸建住宅事業
戸建住宅の注文請負・分譲を行っています。主な関係会社にはStanley Martin Holdings, LLC、Rawson Group Pty Ltdなどがあります。2024年3月期の売上高は951,083百万円(前期比8.5%増)、営業利益は35,164百万円(前期比24.5%減)となりました。
賃貸住宅事業
賃貸住宅の開発・建築、管理・運営及び仲介を行っています。主な関係会社には大和リビング㈱、North Clark LLCなどがあります。2024年3月期の売上高は1,250,288百万円(前期比5.7%増)、営業利益は115,791百万円(前期比5.5%増)となりました。
マンション事業
マンションの開発・分譲・管理を行っています。主な関係会社には大和房屋(常州)房地産開発有限公司、大和ライフネクスト㈱などがあります。2024年3月期の売上高は441,867百万円(前期比8.8%減)、営業利益は37,372百万円(前期比8.6%減)となりました。
商業施設事業
商業施設の開発・建築、管理・運営を行っています。主な関係会社には大和リース㈱、大和ハウスリアルティマネジメント㈱などがあります。2024年3月期の売上高は1,181,561百万円(前期比8.2%増)、営業利益は143,630百万円(前期比8.0%増)となりました。
事業施設事業
物流・製造施設、医療介護施設等の開発・建設、管理・運営を行っています。主な関係会社には㈱フジタ、大和物流㈱などがあります。2024年3月期の売上高は1,294,455百万円(前期比14.5%増)、営業利益は123,244百万円(前期比23.7%増)となりました。
環境エネルギー事業
再生可能エネルギー発電所の開発・建築、再生可能エネルギーの発電及び電力小売事業等を行っています。主な関係会社には大和エネルギー㈱、エネサーブ㈱などがあります。2024年3月期の売上高は139,441百万円(前期比26.1%減)、営業利益は9,131百万円(前期比45.3%増)となりました。
従業員について
セグメントの名称 | 従業員数 (人) | 平均臨時雇用者数 (人) |
---|---|---|
戸建住宅 | 9938 | 2342 |
賃貸住宅 | 8099 | 2623 |
マンション | 7113 | 4231 |
商業施設 | 8570 | 6393 |
事業施設 | 10627 | 5904 |
環境エネルギー | 770 | 301 |
その他 | 2345 | 464 |
全社(共通) | 1021 | - |
合計 | 48483 | 22258 |
関連企業
関連企業としては、Stanley Martin Holdings, LLC、Trumark Companies, LLC、大和リビング㈱、大和ライフネクスト㈱などが主要な企業として挙げられます。
業績
指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比 (%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 4,908,199 | 5,202,919 | 6.0 |
経常利益 (百万円) | 456,012 | 427,548 | -6.2 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 308,399 | 298,752 | -3.1 |
包括利益 (百万円) | 352,742 | 334,706 | -5.1 |
純資産額 (百万円) | 2,388,914 | 2,523,762 | 5.6 |
総資産額 (百万円) | 6,142,067 | 6,533,721 | 6.4 |
各指標の増減について
売上高は6.0%増加しましたが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ6.2%、3.1%減少しました。これは、原材料費や人件費の上昇が影響したためです。一方、純資産額と総資産額はそれぞれ5.6%、6.4%増加しました。
今後の見通し
指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期予想 | 当期比 (%) |
---|---|---|---|
売上高 (百万円) | 5,202,919 | 5,500,000 | 5.7 |
経常利益 (百万円) | 427,548 | 450,000 | 5.2 |
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 298,752 | 320,000 | 7.1 |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高が5.7%、経常利益が5.2%、親会社株主に帰属する当期純利益が7.1%増加する見込みです。これは、各事業の拡大と効率化が進むことが期待されているためです。
まとめ
当社グループは、各事業での成長と効率化を進めており、今後も安定した成長が期待されます。特に、環境エネルギー事業や事業施設事業での積極的な投資が功を奏し、今後の業績向上に寄与する見込みです。全体として、現状は好調であり、今後の見通しも明るいと言えます。
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