2024-06-27有価証券報告書 古河機械金属株式会社

企業名 古河機械金属株式会社
URL https://www.furukawakk.co.jp/
業種 非鉄金属
決算日 3月31日
資本金(百万円) 28208.0
所在地 千代田区大手町二丁目6番4号







有価証券報告書の解説


企業概要

当社グループは、古河産機システムズ㈱、古河ロックドリル㈱、古河ユニック㈱などを中核とする機械事業と、古河メタルリソース㈱、古河電子㈱、古河ケミカルズ㈱を中核とする素材事業を展開しています。また、不動産事業も行っており、全体で31社の子会社と9社の関連会社で構成されています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下のように分類されます:

  • 産業機械部門:ポンプ、破砕機、粉砕機などの製造販売。
  • ロックドリル部門:油圧ブレーカ、油圧圧砕機などの製造販売。
  • ユニック部門:ユニッククレーン、ミニ・クローラクレーンなどの製造販売。
  • 金属部門:銅、金、銀、硫酸などの販売。
  • 電子部門:高純度金属ヒ素、結晶製品などの製造販売。
  • 化成品部門:硫酸、ポリ硫酸第二鉄水溶液などの製造販売。
  • 不動産部門:不動産の賃貸、売買および仲介。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
産業機械 469 17
ロックドリル 656 53
ユニック 833 81
金属 44 5
電子 288 25
化成品 118 0
不動産 10 0
その他 260 34
全社(共通) 177 4
合計 2855 219

関連企業

主要な関連企業は以下の通りです:

  • 古河産機システムズ㈱
  • 古河ロックドリル㈱
  • 古河ユニック㈱
  • 古河メタルリソース㈱
  • 古河電子㈱
  • 古河ケミカルズ㈱

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高(百万円) 214,190 188,255 -12.1
経常利益(百万円) 9,348 10,384 11.1
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 6,211 16,097 159.1
包括利益(百万円) 8,830 30,776 248.5
純資産額(百万円) 106,050 133,272 25.7
総資産額(百万円) 232,745 259,878 11.7
1株当たり純資産額(円) 2,700.87 3,493.08 29.3
1株当たり当期純利益金額(円) 161.97 429.28 165.1
自己資本比率(%) 44.2 50.0 5.8
自己資本利益率(%) 6.2 13.8 7.6
株価収益率(倍) 7.88 4.22 -46.4
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) 6,148 10,492 70.5
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円) -1,617 1,915 218.4
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円) -5,934 -8,446 -42.3
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) 13,606 18,193 33.7

各指標の増減について

売上高は前期比12.1%減少しましたが、経常利益は11.1%増加しました。これは、営業外収益の増加や特別利益の計上によるものです。特に、固定資産売却益が大きく寄与しました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予測) 当期比(%)
売上高(百万円) 188,255 200,000 6.3
経常利益(百万円) 10,384 12,000 15.6
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 16,097 18,000 11.8

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は6.3%の増加、経常利益は15.6%の増加、親会社株主に帰属する当期純利益は11.8%の増加が予測されています。これは、各事業部門の強化と新規市場の開拓によるものです。

まとめ

当社グループの業績は、売上高が減少したものの、経常利益や純利益は増加しました。特に、固定資産売却益が大きく寄与しています。今後の見通しも明るく、各事業部門の強化と新規市場の開拓により、さらなる成長が期待されます。アナリストとしての視点から見ても、当社の現状と見通しは好調であると評価できます。


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