2024-06-27有価証券報告書 伊勢湾海運株式会社

企業名 伊勢湾海運株式会社
URL https://www.isewan.co.jp/
業種 nan
決算日 3月31日
資本金(百万円) 2046.0
所在地 名古屋市港区入船一丁目7番40号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、当社、連結子会社12社及び持分法適用関連会社1社の計14社で構成されており、主に物流事業を展開しています。名古屋港を中心に、港湾運送事業、倉庫業、貨物利用運送事業、通関業、航空運送代理店業、梱包業、一般廃棄物及び産業廃棄物の運送並びに再生処理業、一般貨物自動車運送事業など多岐にわたる事業を行っています。

各事業の内容と状況

当社グループの事業は以下の通りです:

  • 港湾運送事業:港湾における貨物の受取り、引渡し業務を中心に、コンテナターミナル管理運営、上屋保管、はしけ運送等を行っています。
  • 倉庫業:荷主より寄託を受けた物品の倉庫保管及び荷役作業を行います。
  • 貨物利用運送事業:船舶運航事業者、航空運送事業者、貨物自動車運送事業者の運送を利用して貨物の運送を行います。
  • 通関業:輸出入貨物の税関に対する通関手続きを代理、代行します。
  • 航空運送代理店業:航空会社を代理し、国際航空貨物の取扱、航空運送状の発行及び附帯業務を行います。
  • 梱包業:主に輸出貨物の荷造梱包を行います。
  • 一般廃棄物及び産業廃棄物の運送並びに再生処理業:廃棄物の運送、中間処理、リサイクルを行います。
  • 一般貨物自動車運送事業:自動車を利用して貨物を運送します。

従業員について

従業員数(名) 平均年齢(歳) 平均勤続年数(年) 平均年間給与(円)
755 41.9 18.0 7,912,554

当社及び一部の子会社には労働組合が組織されており、労使関係については特記すべき事項はありません。

関連企業

当社グループの主要な関連企業は以下の通りです:

  • 株式会社コクサイ物流
  • 名京倉庫株式会社
  • ISEWAN(THAILAND)CO.,LTD.
  • ISEWAN U.S.A. INC.
  • ISEWAN EUROPE GmbH
  • 伊勢湾(広州)国際貨運代理有限公司
  • ISEWAN (H.K.) LIMITED
  • PT.ISEWAN INDONESIA
  • 伊勢湾(上海)国際貨運代理有限公司
  • ISEWAN DE MEXICO S.A.DE C.V.
  • 台灣伊勢湾股份有限公司
  • PT.IS JAYA LOGISTIK
  • 五洋海運株式会社

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高 (千円) 69,994,167 56,699,891 -19.0
経常利益 (千円) 6,596,295 3,981,927 -39.6
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 4,241,806 2,499,285 -41.1
包括利益 (千円) 4,938,167 4,835,210 -2.1
純資産額 (千円) 41,443,840 44,970,722 +8.5
総資産額 (千円) 54,746,455 56,551,073 +3.3
1株当たり純資産額 (円) 1,611.81 1,786.70 +10.8
1株当たり当期純利益 (円) 171.00 101.62 -40.6
自己資本比率 (%) 73.0 76.6 +4.9
自己資本利益率 (%) 11.2 6.0 -46.4
株価収益率 (倍) 4.2 7.8 +85.7
営業活動によるキャッシュ・フロー (千円) 4,642,367 5,276,673 +13.7
投資活動によるキャッシュ・フロー (千円) -610,274 -2,252,354 +269.1
財務活動によるキャッシュ・フロー (千円) -855,515 -1,321,891 +54.5
現金及び現金同等物の期末残高 (千円) 15,099,738 17,289,182 +14.5

各指標の増減について

売上高は前年同期比で19.0%減少しました。これは、取扱貨物量の減少と海上運賃の沈静化が主な要因です。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ39.6%と41.1%減少しました。包括利益は2.1%の微減に留まりましたが、純資産額は8.5%増加し、総資産額も3.3%増加しました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月予想 当期比(%)
売上高 (千円) 56,699,891 51,500,000 -9.2
営業利益 (千円) 3,170,000 2,050,000 -35.3
経常利益 (千円) 3,981,927 2,600,000 -34.7
親会社株主に帰属する当期純利益 (千円) 2,499,285 1,750,000 -30.0

見通しの増減について

2025年3月期の売上高は前年同期比で9.2%減少する見込みです。営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ35.3%、34.7%、30.0%の減少が予想されています。これらの減少は、取扱貨物量の減少と市場環境の変動が主な要因です。

まとめ

当社グループの2024年3月期の業績は、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前年同期比で大幅に減少しました。しかし、純資産額と総資産額は増加しており、財務基盤は堅調です。今後の見通しとしては、売上高と利益の減少が予想されていますが、企業体質の強化と新たな挑戦により、長期的な成長を目指しています。投資家としては、短期的な業績の変動に注意しつつ、長期的な成長戦略に注目することが重要です。


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