| 企業名 | 不二サッシ株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.fujisash.co.jp/ |
| 業種 | 金属製品 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 1709.0 |
| 所在地 | 川崎市幸区鹿島田１丁目１番２号 |
企業概要
当社グループは、建材品・アルミ形材の製造及び販売を主な事業内容とし、連結子会社31社、持分法適用会社1社、その他の関係会社1社で構成されています。主要な事業部門は建材事業、形材外販事業、環境事業、物流事業、その他事業の5つです。
各事業の内容と状況
当社の事業は以下の通りです：
- 建材事業：カーテンウォール、ビル用サッシ・ドア、住宅用サッシなどの製造・販売を行っています。
- 形材外販事業：外販用アルミ形材、アルミ精密加工品の製造・販売を行っています。
- 環境事業：一般・産業廃棄物処理プラントの製造・販売を行っています。
- 物流事業：物流事業を行っています。
- その他事業：不動産事業などを行っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） |
|---|---|
| 建材 | 1986 |
| 形材外販 | 692 |
| 環境 | 48 |
| 物流 | 107 |
| その他 | 28 |
| 全社（共通） | 58 |
| 合計 | 2919 |
提出会社の従業員数は892人で、平均年齢は46.6歳、平均勤続年数は22.0年、平均年間給与は566.3万円です。
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです：
- 不二ライトメタル株式会社
- 関西不二サッシ株式会社
- 日海不二サッシ株式会社
- 不二サッシリニューアル株式会社
- 不二倉業株式会社
業績
| 指標 | 2023年3月期 | 2024年3月期 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 101700 | 101260 | -0.4% |
| 経常利益（百万円） | 960 | 2186 | +127.7% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 338 | 1714 | +407.1% |
| 包括利益（百万円） | 691 | 2501 | +261.8% |
| 純資産額（百万円） | 18630 | 20953 | +12.5% |
| 総資産額（百万円） | 87249 | 89408 | +2.5% |
| 1株当たり純資産額（円） | 146.11 | 164.39 | +12.5% |
| 1株当たり当期純利益（円） | 2.68 | 13.58 | +406.7% |
| 自己資本比率（％） | 21.1 | 23.2 | +2.1% |
| 自己資本利益率（％） | 1.9 | 8.7 | +6.8% |
| 株価収益率（倍） | 24.24 | 7.07 | -17.17 |
| 営業活動によるキャッシュ・フロー（百万円） | 1548 | 5884 | +280.1% |
| 投資活動によるキャッシュ・フロー（百万円） | -3219 | -2490 | +22.7% |
| 財務活動によるキャッシュ・フロー（百万円） | 1598 | -1317 | -182.4% |
| 現金及び現金同等物の期末残高（百万円） | 13523 | 15625 | +15.5% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比で0.4%減少しましたが、経常利益は127.7%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益も407.1%増加しました。これは、営業強化や不採算取引の改善、生産性向上などの施策が功を奏した結果です。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月期 | 2025年3月期（予想） | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 101260 | 105000 | +3.7% |
| 経常利益（百万円） | 2186 | 2500 | +14.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 1714 | 2000 | +16.7% |
| 包括利益（百万円） | 2501 | 2800 | +12.0% |
| 純資産額（百万円） | 20953 | 22000 | +5.0% |
| 総資産額（百万円） | 89408 | 92000 | +2.9% |
| 1株当たり純資産額（円） | 164.39 | 172.00 | +4.6% |
| 1株当たり当期純利益（円） | 13.58 | 15.00 | +10.4% |
| 自己資本比率（％） | 23.2 | 24.0 | +0.8% |
| 自己資本利益率（％） | 8.7 | 9.0 | +0.3% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は3.7%増加、経常利益は14.4%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は16.7%増加する見込みです。これは、環境配慮商品の拡充やプロセス管理の徹底、デジタル技術を活用した生産性向上などの施策が引き続き推進されるためです。
まとめ
当社の業績は、建材事業を中心に堅調に推移しており、特に経常利益や純利益の大幅な増加が見られます。今後も環境配慮商品やデジタル技術の活用による生産性向上などの施策が期待され、業績のさらなる向上が見込まれます。総じて、現状と見通しは好調であると評価できます。
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