| 企業名 | ロンシール工業株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.lonseal.co.jp/ |
| 業種 | 化学 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 5007.0 |
| 所在地 | 墨田区緑四丁目１５番３号 |
企業概要
当社グループは、合成樹脂の加工及び販売を主に営んでおり、製造販売はロンシール工業㈱が行っています。販売は代理店を通じて行い、連結子会社である㈱ロンテクノ、ロンシールインコーポレイテッド（米国）、龍喜陸（上海）貿易有限公司が代理店の一部です。
各事業の内容と状況
当社の事業は主に「合成樹脂加工品事業」と「不動産賃貸事業」に分かれています。
- 合成樹脂加工品事業: 建築用床材、防水資材、住宅資材、壁装材、車両用床材、フィルム基材、各種防水工事などを取り扱っています。主力の建材製品は国内外で売上が増加しており、特に床材や防水資材が好調です。
- 不動産賃貸事業: ショッピングセンター施設の賃貸を行っています。賃貸料収入は安定しており、前期比でわずかに増加しています。
従業員について
| 従業員数(人) | 平均年齢(歳) | 平均勤続年数(年) | 平均年間給与(千円) |
|---|---|---|---|
| 372 | 42.3 | 17.1 | 5693 |
当社の従業員数は372人で、平均年齢は42.3歳、平均勤続年数は17.1年、平均年間給与は5693千円です。
関連企業
- ㈱ロンテクノ: 合成樹脂加工品事業を行い、建材商品の仕入・販売及び工事を担当しています。
- ロンシールインコーポレイテッド（米国）: 合成樹脂加工品事業を行い、建材商品の仕入及び販売を担当しています。
- 龍喜陸（上海）貿易有限公司: 合成樹脂加工品事業を行い、建材商品の仕入及び販売を担当しています。
業績
| 指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 19560 | 21021 | +7.5% |
| 経常利益 (百万円) | 668 | 1186 | +77.4% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 448 | 835 | +86.4% |
| 包括利益 (百万円) | 595 | 1171 | +96.8% |
| 純資産額 (百万円) | 18252 | 19147 | +4.9% |
| 総資産額 (百万円) | 25343 | 26426 | +4.3% |
各指標の増減について
売上高は住宅用途向けの売上が回復基調にあり、販売価格の改定効果も現れたため、前期比7.5%増となりました。経常利益は販売価格の改定効果と政府の激変緩和措置により電気・ガス価格が抑制された結果、前期比77.4%増となりました。親会社株主に帰属する当期純利益も同様の理由で前期比86.4%増となりました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月予測 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高 (百万円) | 21021 | 22000 | +4.7% |
| 経常利益 (百万円) | 1186 | 1300 | +9.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) | 835 | 900 | +7.8% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は引き続き増加が見込まれ、前期比4.7%増の220億円を予測しています。経常利益も前期比9.6%増の13億円、親会社株主に帰属する当期純利益は前期比7.8%増の9億円を見込んでいます。これらの増加は、住宅用途向けの売上回復と販売価格の改定効果が継続することが主な要因です。
まとめ
当社の業績は、住宅用途向けの売上回復と販売価格の改定効果により好調です。今後も売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の増加が見込まれています。これらの要因から、当社の現状と見通しは好調と評価できます。
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