| 企業名 | ポバール興業株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.poval.co.jp/ |
| 業種 | 化学 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 179.0 |
| 所在地 | 名古屋市中村区野田町字中深３０番地 |
企業概要
当社グループは、当社及び子会社6社（株式会社日新製作所、ユニカー工業株式会社、株式会社アールエスティ電機工業、POVAL KOGYO(THAILAND)CO.,LTD.、POBAL DEVICE KOREA CO.,LTD.、博宝楽輸送帯科技（昆山）有限公司）により構成されており、最適な材料・原料等を選択する素材選定技術、使用する用途・環境等に耐えうる接着技術、熟練した技術者による樹脂加工技術を駆使した樹脂加工品を製造・販売しております。また、産業用機械の設計・製造・販売を行っております。
各事業の内容と状況
当社グループの事業は「総合接着・樹脂加工事業」と「特殊設計機械事業」に分かれています。
- 総合接着・樹脂加工事業: 特殊コンベアベルト、機能性ベルト、伝動ベルト、研磨及び研磨用部材を製造・販売しています。主要な顧客は自動車、鉄鋼、食品業界です。
- 特殊設計機械事業: 搬送機、回転式熱交換器、メカニカルシールなどの産業用機械を製造・販売しています。
従業員について
| 従業員数（人） | 平均年齢（歳） | 平均勤続年数（年） | 平均年間給与（千円） |
|---|---|---|---|
| 110 | 43.4 | 17.5 | 5205 |
関連企業
| 名称 | 住所 | 資本金 | 主要な事業の内容 | 議決権の所有割合 |
|---|---|---|---|---|
| 株式会社日新製作所 | 大阪市港区 | 千円 10,000 | 特殊設計機械 | 100.0% |
| ユニカー工業株式会社 | 大阪市大正区 | 千円 10,000 | 特殊設計機械 | 100.0% |
| 株式会社アールエスティ電機工業 | 大阪府八尾市 | 千円 10,000 | 特殊設計機械 | 100.0% |
| POVAL KOGYO(THAILAND) CO.,LTD. | タイ王国チョンブリー県 | 千バーツ 105,000 | 総合接着・樹脂加工 | 100.0% |
| POBAL DEVICE KOREA CO.,LTD. | 大韓民国慶尚北道 | 千ウォン 813,000 | 総合接着・樹脂加工 | 100.0% |
| 博宝楽輸送帯科技（昆山）有限公司 | 中華人民共和国江蘇省 | 千円 110,000 | 総合接着・樹脂加工 | 90.9% |
業績
| 指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 3,566,309 | 3,589,710 | +0.7% |
| 経常利益（千円） | 383,320 | 345,594 | -9.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 256,158 | 185,677 | -27.5% |
| 包括利益（千円） | 283,966 | 279,799 | -1.5% |
| 純資産額（千円） | 5,543,315 | 5,726,953 | +3.3% |
| 総資産額（千円） | 6,653,097 | 6,877,387 | +3.4% |
各指標の増減について
売上高は前年同期比0.7%増加し、過去最高値を記録しました。しかし、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ9.8%と27.5%減少しました。これは主に新工場棟の建替えや製造DXの導入に伴う費用増加が原因です。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月（予測） | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（千円） | 3,589,710 | 3,700,000 | +3.1% |
| 経常利益（千円） | 345,594 | 360,000 | +4.2% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（千円） | 185,677 | 200,000 | +7.7% |
見通しの増減について
今後の見通しとしては、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加が予測されています。これは、新工場の稼働による生産効率の向上や新規顧客の開拓が期待されているためです。
まとめ
当社グループは、総合接着・樹脂加工事業と特殊設計機械事業を中心に事業を展開しており、特にベルト関連製品や研磨パッドの需要が堅調です。2024年3月期の業績は売上高が過去最高を記録しましたが、経常利益と当期純利益は減少しました。これは新工場棟の建替えや製造DXの導入に伴う費用増加が主な要因です。
今後の見通しとしては、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益のいずれも増加が予測されており、新工場の稼働や新規顧客の開拓が期待されています。全体として、当社グループの現状と見通しは好調であると評価できます。
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