2024-06-27有価証券報告書 セイノーホールディングス株式会社

企業名 セイノーホールディングス株式会社
URL https://www.seino.co.jp/seino/shd/
業種 陸運業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 42481.0
所在地 大垣市田口町1番地







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、純粋持株会社である当社、連結子会社80社、非連結子会社2社及び関連会社19社で構成され、輸送事業、自動車販売事業、物品販売事業、不動産賃貸事業、その他を主な事業としています。

各事業の内容と状況

当社グループの主要な事業は以下の通りです:

  • 輸送事業:国内外での貨物輸送を行い、国内では43社、国際では7社が活動しています。主要な関係会社には西濃運輸㈱、北海道西濃運輸㈱などがあります。
  • 自動車販売事業:トラックや乗用車の販売、修理を行い、岐阜日野自動車㈱、トヨタカローラネッツ岐阜㈱などが主要な関係会社です。
  • 物品販売事業:燃料や紙類の販売を行い、㈱セイノー商事、西濃産業㈱が主要な関係会社です。
  • 不動産賃貸事業:トラックターミナル跡地などの資産を活用し、西濃運輸㈱、北海道西濃運輸㈱などが主要な関係会社です。
  • その他:情報関連業、事務代行業、広告代理店業などを行い、㈱セイノー情報サービス、日本物流開発㈱などが主要な関係会社です。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 平均臨時雇用者数(名)
輸送事業 25,767 8,111
自動車販売事業 1,842 243
物品販売事業 185 78
不動産賃貸事業
その他 923 484
全社(共通) 137 1
合計 28,854 8,917

提出会社の従業員数は251名で、平均年齢は44.3歳、平均勤続年数は19.0年、平均年間給与は671万円です。

関連企業

主要な関連企業には以下のような企業があります:

  • 西濃運輸㈱
  • 北海道西濃運輸㈱
  • 東北西濃運輸㈱
  • ㈱こばうん
  • ㈱二興倉庫
  • セイノースーパーエクスプレス㈱
  • 神奈川西濃運輸㈱
  • 伊豆西濃運輸㈱
  • 三重西濃運輸㈱
  • 日ノ丸西濃運輸㈱
  • 四国西濃運輸㈱
  • 九州西濃運輸㈱
  • 沖縄西濃運輸㈱
  • 西濃通運㈱
  • 西濃エキスプレス㈱
  • 西濃東京エキスプレス㈱
  • 西濃名古屋エキスプレス㈱
  • 西濃大阪エキスプレス㈱
  • セイノーエスティーサービス㈱
  • S&Nロジスティクス㈱

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上高 (百万円) 631,507 642,811 1.8%
経常利益 (百万円) 32,688 24,496 -25.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 19,013 14,561 -23.4%
包括利益 (百万円) 20,224 29,991 48.3%
純資産額 (百万円) 449,727 435,577 -3.1%
総資産額 (百万円) 703,893 689,525 -2.0%
1株当たり純資産額 (円) 2,449.98 2,560.24 4.5%
1株当たり当期純利益 (円) 104.87 83.72 -20.2%
自己資本比率 (%) 63.2 62.4 -1.3%
自己資本利益率 (%) 4.3 3.3 -23.3%
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 39,274 48,441 23.3%
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -29,589 -25,509 13.8%
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) -8,172 -48,646 -495.2%
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 101,065 75,378 -25.4%

各指標の増減について

売上高は1.8%増加しましたが、経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益はそれぞれ25.1%と23.4%減少しました。これは、原油価格の高騰や2024年問題への対応などが影響しています。一方、包括利益は48.3%増加しました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月予測 当期比(%)
売上高 (百万円) 642,811 660,000 2.7%
経常利益 (百万円) 24,496 26,000 6.1%
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) 14,561 15,500 6.5%

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は2.7%増加、経常利益は6.1%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は6.5%増加する見込みです。これらの増加は、輸送事業の効率化や自動車販売事業の回復が寄与する見込みです。

まとめ

当社グループの業績は、売上高が増加したものの、経常利益や親会社株主に帰属する当期純利益は減少しました。しかし、包括利益は大幅に増加しており、今後の見通しも明るいです。輸送事業の効率化や自動車販売事業の回復が期待されるため、全体的には好調な見通しと言えます。


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