2024-06-27有価証券報告書 カンダホールディングス株式会社

企業名 カンダホールディングス株式会社
URL https://www.kanda-web.co.jp/
業種 陸運業
決算日 3月31日
資本金(百万円) 1772.0
所在地 千代田区神田三崎町三丁目2番4号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、物流業者として長年の経験と実績を持ち、貨物自動車運送事業、国際物流事業、その他物流管理業務から物流作業まで幅広い物流関連事業を展開しています。また、不動産賃貸事業、ソフトウエア開発保守事業、車輌・コンピュータ等のリース事業およびファイナンス事業も行っています。

各事業の内容と状況

当社グループは以下の4つの主要な事業を展開しています。

  • 貨物自動車運送事業: 自動車運送、流通加工商品の仕分・梱包等を行っています。
  • 国際物流事業: 国際物流、国際宅配便事業を行っています。
  • 不動産賃貸事業: 不動産の賃貸を行っています。
  • その他事業: 保険代理店、太陽光発電、ソフトウエア開発保守、車輌・コンピュータ等のリースおよびファイナンス、清掃業、事務代行業を行っています。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人) 平均臨時雇用者数(人)
貨物自動車運送事業 2392 2289
国際物流事業 265 14
不動産賃貸事業 3 0
その他事業 84 2
全社(共通) 40 1
合計 2784 2306

従業員数は前年度末と比べて6名増加しましたが、短期臨時雇用者数は302名減少しました。

関連企業

当社グループには、以下の主要な関連企業があります。

  • カンダコーポレーション㈱
  • ㈱カンダコアテクノ
  • カンダリテールサポート㈱
  • 埼玉配送㈱
  • 神協運輸㈱
  • ヤマナシ流通㈱
  • ㈱ケイ・コム
  • 神田ファイナンス㈱
  • ㈱名岐物流サービス
  • ㈱神田エンタープライズ
  • ㈱アサクラ
  • ㈱ロジメディカル
  • ㈱モリコー
  • ㈱ペガサスグローバルエクスプレス
  • 関西配送㈱
  • カンダ物流㈱
  • ㈱ジェイピーエル
  • Pegasus Global Express(Thailand)Co.,Ltd.
  • ニュースターライン㈱
  • ベルトランス㈱
  • カンダハーティーサービス㈱
  • ㈱中村エンタープライズ
  • ㈱ロジメック
  • カンダビズパートナー㈱
  • ㈱ソフトエイジ
  • 堀切運輸㈱

業績

指標 2020年3月 2021年3月 2022年3月 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
営業収益(百万円) 43736 44035 47645 51621 51123 -1.0
経常利益(百万円) 1725 2475 3097 2802 3531 26.0
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 1040 1501 1948 1774 2273 28.1
包括利益(百万円) 1029 1750 1761 1825 2375 30.1
純資産額(百万円) 17681 19138 20563 22033 24025 9.0
総資産額(百万円) 39562 40831 41247 42306 46729 10.4
1株当たり純資産額(円) 819.63 888.41 954.54 1023.24 1121.33 9.6
1株当たり当期純利益金額(円) 48.32 69.74 90.51 82.46 105.91 28.4
自己資本比率(%) 44.6 46.8 49.8 52.1 51.4 -1.3
自己資本利益率(%) 6.0 8.2 9.8 8.3 9.9 19.3
株価収益率(倍) 7.46 7.40 6.04 7.12 8.03 12.8
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) 3401 3613 3804 3581 4575 27.7
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円) △1,256 △1,012 △1,935 △1,249 △3,139 151.3
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円) △1,762 △1,597 △1,296 △1,401 610 143.5
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) 3677 4699 5273 6210 8260 33.1

各指標の増減について

営業収益は前年同期比で1.0%減少しましたが、経常利益は26.0%増加しました。これは、燃料価格や各種調達コストの上昇を踏まえた適正運賃の確保や経費削減の効果によるものです。親会社株主に帰属する当期純利益も28.1%増加しました。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予想) 当期比(%)
連結営業収益(百万円) 51123 52000 1.7
連結営業利益(百万円) 3432 3470 1.1
連結経常利益(百万円) 3531 3550 0.5
親会社株主に帰属する当期純利益(百万円) 2273 2280 0.3

見通しの増減について

今後の見通しとして、連結営業収益は1.7%増加、連結営業利益は1.1%増加、連結経常利益は0.5%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は0.3%増加する見込みです。これらの増加は、新規業務の獲得やグループ会社間の連携強化、収益性の向上に向けた取り組みが進展することによるものです。

まとめ

当社グループの業績は、国内部門の新規営業や既存取引の拡大、適正運賃の確保が進んだことにより、全体として増収増益となりました。一方で、国際部門では荷動きの停滞が続いており、減収減益となっています。今後も新規業務の獲得やグループ会社間の連携強化、収益性の向上に向けた取り組みを継続し、持続的な成長と企業価値の向上を目指していきます。


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