2024-06-27有価証券報告書 アツギ株式会社

企業名 アツギ株式会社
URL https://www.atsugi.co.jp/
業種 繊維製品
決算日 3月31日
資本金(百万円) 20000.0
所在地 海老名市大谷北一丁目3番2号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、レッグウェア及びインナーウェア等の製造、仕入、販売を主とし、他に不動産販売、賃貸及び介護用品の仕入、販売、グループホームの運営及び太陽光発電による売電等を行っています。

各事業の内容と状況

当社グループは以下の事業を展開しています。

  • 繊維事業:レッグウェア及びインナーウェアの製造、仕入、販売
  • 不動産事業:不動産の販売、賃貸
  • その他:介護用品の仕入、販売、グループホームの運営、太陽光発電による売電

繊維事業は、行動制限の緩和による人流の回復や商品価格の見直しが寄与し、売上高は前年同期比3.9%増加しました。不動産事業は保有資産の有効活用が進み、売上高は前年同期比6.6%増加しました。その他の事業は、太陽光発電所のケーブル盗難被害や介護用品の販売苦戦により、売上高は前年同期比10.6%減少しました。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(名) 従業員数(名)
繊維事業 1431 (529)
不動産事業 (2)
その他 12 (26)
合計 1443 (557)

従業員数は就業人員数であり、臨時従業員数は年間の平均人員を( )外数で記載しています。

関連企業

当社グループの主要な関連企業は以下の通りです。

  • ㈱レナウンインクス:レッグウェア及びインナーウェアの製造販売
  • アツギ東北㈱:レッグウェア及びインナーウェアの製造販売
  • アツギ佐世保㈱:物流業務の請負
  • 神奈川スタッフ㈱:物流業務の請負
  • アツギケア㈱:介護用品の仕入販売及びグループホームの運営
  • 煙台厚木針織有限公司:中国でのレッグウェアの製造販売
  • 厚木靴下(煙台)有限公司:中国でのレッグウェアの製造販売
  • 煙台阿姿誼靴下有限公司:中国でのレッグウェアの製造販売
  • 阿姿誼(上海)国際貿易有限公司:中国での原材料及びレッグウェアの仕入販売
  • 厚木(上海)時装貿易有限公司:中国でのレッグウェアの仕入販売

業績

項目 2023年3月期 2024年3月期 前期比(%)
売上高 (百万円) 20,503 21,209 3.4
経常損失 (百万円) △1,583 △51 96.8
親会社株主に帰属する当期純利益 (百万円) △1,215 1,331 209.5
包括利益 (百万円) △1,212 2,500 306.2
純資産 (百万円) 30,932 33,441 8.1
総資産 (百万円) 40,688 42,014 3.3
1株当たり純資産 (円) 1,930.44 2,087.43 8.1
1株当たり当期純利益 (円) △75.87 83.12 209.5
自己資本比率 (%) 76.0 79.6 4.7
自己資本利益率 (%) △3.9 4.1 205.1
営業活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △1,356 △1,344 0.9
投資活動によるキャッシュ・フロー (百万円) 760 456 △40.0
財務活動によるキャッシュ・フロー (百万円) △471 △472 △0.2
現金及び現金同等物の期末残高 (百万円) 4,749 3,850 △18.9

各指標の増減について

売上高は前年同期比3.4%増加しました。これは、行動制限の緩和による人流の回復や商品価格の見直しが寄与したためです。経常損失は前年同期比96.8%減少し、ほぼ黒字化しました。親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期比209.5%増加し、黒字転換しました。包括利益も前年同期比306.2%増加しました。純資産は前年同期比8.1%増加し、総資産も前年同期比3.3%増加しました。1株当たり純資産と1株当たり当期純利益もそれぞれ8.1%、209.5%増加しました。自己資本比率は前年同期比4.7%増加し、自己資本利益率も前年同期比205.1%増加しました。営業活動によるキャッシュ・フローは前年同期比0.9%減少しましたが、投資活動によるキャッシュ・フローは前年同期比40.0%減少しました。財務活動によるキャッシュ・フローは前年同期比0.2%減少しました。現金及び現金同等物の期末残高は前年同期比18.9%減少しました。

今後の見通し

項目 2024年3月期 2025年3月期(予想) 当期比(%)
売上高 (百万円) 21,209 24,000 13.2
営業利益 (百万円) △425 500 217.6
経常利益 (百万円) △51 600 127.5
当期純利益 (百万円) 1,331 1,600 20.2

見通しの増減について

今後の見通しとして、売上高は13.2%増加し、24,000百万円を見込んでいます。営業利益は217.6%増加し、500百万円を見込んでいます。経常利益は127.5%増加し、600百万円を見込んでいます。当期純利益は20.2%増加し、1,600百万円を見込んでいます。

まとめ

当社グループは、繊維事業、不動産事業、その他の事業を展開しており、特に繊維事業が主力です。2024年3月期の業績は、売上高が前年同期比3.4%増加し、親会社株主に帰属する当期純利益は黒字転換しました。今後の見通しとしては、売上高、営業利益、経常利益、当期純利益のいずれも増加を見込んでいます。全体として、当社グループの業績は回復基調にあり、今後の成長が期待されます。


AI判定による類似企業・競合TOP10

No.1 タキヒヨー株式会社
No.2 株式会社ナイガイ
No.3 北日本紡績株式会社
No.4 サイボー株式会社
No.5 株式会社キムラタン
No.6 パレモ・ホールディングス株式会社
No.7 株式会社プロルート丸光
No.8 片倉工業株式会社
No.9 株式会社ソトー
No.10 株式会社スタジオアタオ

※有価証券報告書の内容を基に、ChatGPTによる類似企業の判定を行っています。