| 企業名 | ＪＫホールディングス株式会社 |
|---|---|
| URL | https://www.jkhd.co.jp/ |
| 業種 | 卸売業 |
| 決算日 | 3月31日 |
| 資本金（百万円） | 2600.0 |
| 所在地 | 江東区新木場一丁目７番２２号 |
企業概要
当社グループ（当社及び当社の関係会社）は、当社（ＪＫホールディングス株式会社）、子会社49社、関連会社７社により構成されており、事業は合板の製造販売、木材の加工販売、合板、合板二次製品、建材及び住宅機器等の卸売販売、小売販売を主に行っています。
各事業の内容と状況
当社グループは以下の主要な事業を展開しています。
- 総合建材卸売事業: 合板、合板二次製品、建材及び住宅機器等の卸売販売を行っています。
- 合板製造・木材加工事業: 普通合板、構造用合板、長尺合板及び構造用ＬＶＬキーラム（単板積層材）などの製造販売を行っています。
- 総合建材小売事業: 合板、合板二次製品、建材及び住宅機器等の小売販売を行っています。
- その他: 建設工事業、倉庫及び運送業、不動産賃貸業などを行っています。
従業員について
| セグメントの名称 | 従業員数（人） | 平均臨時雇用者数（人） |
|---|---|---|
| 総合建材卸売事業 | 1522 | 463 |
| 合板製造・木材加工事業 | 486 | 87 |
| 総合建材小売事業 | 1011 | 69 |
| その他 | 349 | 63 |
| 合計 | 3368 | 682 |
関連企業
主要な関連企業は以下の通りです。
- ジャパン建材株式会社
- 通商株式会社
- 物林株式会社
- 株式会社キーテック
- ティンバラム株式会社
業績
| 指標 | 2023年3月 | 2024年3月 | 前期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 407022 | 388910 | -4.4% |
| 経常利益（百万円） | 10300 | 8670 | -15.8% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 6686 | 5049 | -24.5% |
| 包括利益（百万円） | 6877 | 6388 | -7.1% |
| 純資産額（百万円） | 57897 | 63107 | +9.0% |
| 総資産額（百万円） | 225408 | 234564 | +4.1% |
各指標の増減について
売上高は前期比で4.4%減少しましたが、これは「ウッドショック」による影響が大きかったためです。経常利益と親会社株主に帰属する当期純利益もそれぞれ15.8%と24.5%減少しましたが、これは合板製造・木材加工事業の減益幅が大きかったためです。一方、純資産額と総資産額はそれぞれ9.0%と4.1%増加しました。
今後の見通し
| 指標 | 2024年3月 | 2025年3月予測 | 当期比(%) |
|---|---|---|---|
| 売上高（百万円） | 388910 | 400000 | +2.9% |
| 経常利益（百万円） | 8670 | 9500 | +9.6% |
| 親会社株主に帰属する当期純利益（百万円） | 5049 | 6000 | +18.8% |
見通しの増減について
今後の見通しとして、売上高は2.9%増加し、経常利益は9.6%増加、親会社株主に帰属する当期純利益は18.8%増加する見込みです。これは、在庫水準の適正化や価格や機動性を考慮した商材変更の提案、「資産価値が残る家づくり」に向けた付加価値の高い商材の提案等が功を奏するためです。
まとめ
当社グループの業績は、「ウッドショック」の影響を受けたものの、全体としては堅調に推移しています。今後も在庫水準の適正化や新たな商材の提案を通じて、売上高や利益の増加が見込まれます。アナリストとしての視点から見ると、現状はやや不調ですが、今後の見通しは明るいと言えます。
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