2024-06-26有価証券報告書 飯田グループホールディングス株式会社

企業名 飯田グループホールディングス株式会社
URL https://www.ighd.co.jp/
業種 不動産業
決算日 3月末日
資本金(百万円) 10000.0
所在地 東京都武蔵野市西久保一丁目2番11号







有価証券報告書の解説

企業概要

当社グループは、持株会社として、戸建分譲事業、マンション分譲事業、請負工事事業及びこれらに関連する事業を行う子会社等の経営管理を行っています。主要な事業セグメントには「一建設グループ」、「飯田産業グループ」、「東栄住宅グループ」、「タクトホームグループ」、「アーネストワングループ」及び「アイディホーム」が含まれます。

各事業の内容と状況

当社グループの主要な事業は以下の通りです:

  • 戸建分譲事業:耐震性能や断熱性能に優れた住宅を適正な価格で提供。
  • マンション分譲事業:高品質なマンションを提供。
  • 請負工事事業:注文住宅やリフォーム工事を提供。
  • その他:不動産賃貸事業、住宅設備機器販売事業、ホテル事業など。

各事業の現状と見通しは以下の通りです:

  • 戸建分譲事業:販売棟数が減少し、売上総利益率が低下。
  • マンション分譲事業:販売戸数が減少し、売上収益も減少。
  • 請負工事事業:リフォーム事業が順調に拡大。
  • その他事業:投資不動産の増加により増収増益。

従業員について

セグメントの名称 従業員数(人)
一建設グループ 2738
飯田産業グループ 1878
東栄住宅グループ 1129
タクトホームグループ 1209
アーネストワングループ 2012
アイディホーム 702
その他 3581
全社(共通) 117
合計 13366

提出会社の従業員数は117人、平均年齢は45歳、平均勤続年数は4.1年、平均年間給与は772.5万円です。

関連企業

当社グループには以下の関連企業があります:

  • 一建設グループ:一建設、住宅情報館㈱、住宅情報館フィナンシャルサービス㈱、㈱リビングコーポレーション
  • 飯田産業グループ:飯田産業、㈱ファミリーライフサービス、パラダイスリゾート㈱、㈱ユニバーサルホーム
  • 東栄住宅グループ:東栄住宅、東栄ホームサービス㈱、㈱東栄ランド、㈱東栄ビルド、㈱第一工業、㈱第一建商、ジオラフター㈱
  • タクトホームグループ:タクトホーム、㈱ソリド・ワン、ティーアラウンド㈱、㈱ファーストライフ
  • アーネストワングループ:アーネストワン、㈱エイワンプラス、㈱アーネストウイング
  • アイディホーム:アイディホーム
  • その他:ファーストウッド、ファーストプライウッド㈱、青森プライウッド㈱、RFP(BVI)、Dallesprom、ALK、ホームトレードセンター、IGウインドウズ、ファーストプラス、オリエント、Hale

業績

指標 2023年3月 2024年3月 前期比(%)
売上収益(百万円) 1439765 1439180 -0.0
税引前利益(百万円) 106601 55653 -47.8
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) 75596 37204 -50.8
親会社の所有者に帰属する当期包括利益(百万円) 75953 35971 -52.6
親会社の所有者に帰属する持分(百万円) 967318 971818 +0.5
資産合計(百万円) 1765618 1811179 +2.6
1株当たり親会社所有者帰属持分(円) 3427.77 3466.09 +1.1
基本的1株当たり当期利益(円) 264.27 132.57 -49.8
親会社所有者帰属持分比率(%) 54.8 53.7 -2.0
親会社所有者帰属持分当期利益率(%) 8.0 3.8 -52.5
株価収益率(倍) 8.2 15.0 +82.9
営業活動によるキャッシュ・フロー(百万円) -56997 -16449 +71.1
投資活動によるキャッシュ・フロー(百万円) -39246 -17788 +54.7
財務活動によるキャッシュ・フロー(百万円) -25285 27355 +208.2
現金及び現金同等物の期末残高(百万円) 439889 433097 -1.5

各指標の増減について

売上収益は前期比でほぼ横ばいでしたが、税引前利益と親会社の所有者に帰属する当期利益は大幅に減少しました。これは、建築コストの高騰や消費マインドの低下が影響しています。また、営業活動によるキャッシュ・フローは改善しましたが、依然としてマイナスです。

今後の見通し

指標 2024年3月 2025年3月(予測) 当期比(%)
売上収益(百万円) 1439180 1500000 +4.2
税引前利益(百万円) 55653 60000 +7.8
親会社の所有者に帰属する当期利益(百万円) 37204 40000 +7.5

見通しの増減について

今後の見通しとしては、売上収益と税引前利益、親会社の所有者に帰属する当期利益が増加する見込みです。これは、建築コストの安定化や消費マインドの回復が期待されるためです。

まとめ

当社グループの業績は、建築コストの高騰や消費マインドの低下により厳しい状況が続いています。しかし、今後の見通しは改善が期待され、売上収益や利益の増加が見込まれます。アナリストとしては、現状はやや不調ですが、今後の回復に期待が持てると評価します。


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